映画
「イエスマン」
イエスマンと言っても小泉チルドレンや小沢ガールズのことではないし
ましてや上司にへつらう部下社員のことでもない
ジム・キャリーの最新コメディ
仕事にもプライベートにも「ノー」「嫌だ」「パス」と答える極めて後ろ向きの男、カール・アレン(ジム・キャリー)。 親友の婚約パーティーまですっぽかし、「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅されたカールは、勇気を振り絞り、とあるセミナーに参加。“意味のある人生を送るための、唯一のルール"は、全てのことに、それがどんな事であっても「イエス」と言うだけ。何事も否定せず「イエス」を連発、偶然知り合ったアリソン(ゾーイ・デシャネル)は、彼の積極的でユーモアのある人柄に惚れ込む。人が変わったように運気をどんどん上げていくカール。 だが全てが好転し始めたとき、思わぬどんでん返しが待っていた・・・?
(楽天ブックスより)
はっきり言って無理のある話です
第一、最初の「迫られる選択・決断」はホームレスから車で送ってほしいと言われ、イエス
金をくれと言われ、イエス
出だしは最悪です
でもすぐに「イエス」の効果が現れます
絵描きでロックバンドのボーカルでフォトヨガ?なんか色々やってる女の子アリソンとの出会い
ひたすら都合良くストーリーは進みます
おまけに45歳とは思えぬジム・キャリーの相変わらずのモーレツギャグに笑いっぱなし
終盤の処理の仕方はこっちが恥ずかしくなるほどベタ
しかし
この映画は何かを「語っている」のです
何を問われても「イエス」と言うことには無理があります
(たいしたことでないことには「ノー」と言っていいルールはありますが)
飲み会も
パーティも全て断り、一人ビデオを借りて一人で日々を無為に過ごすカール
「イエスセミナー」の主宰者のテレンス(何故か”テレンス”スタンプがやっている)
彼のセミナーに渋々出席をする
テレンスが舞台からカールを舞台に上がるように招く
カールは「今日は見学ですからいいです」と答える
テレンスの返した言葉が
「人生は見学できない」と
全ての人にとって人生で遭遇する出来事は
全て自分に「起こる」ことで
決して見学できないんですよね
いくら高見の見物を決め込もうとしても
ひたすら前向きな映画です
かなりなショックを受けました
「ライアー ライアー Liar Liar (1997年)」
「マン・オン・ザ・ムーン Man on the Moon (1999年)」
「エターナル・サンシャイン Eternal Sunshine of the Spotless Mind (2004年)」
と並ぶ代表作になりました
よく
「しない後悔」より「した後悔」とか言いますが
それにも通じます
前向きに生きる
前向きに考える
ついつい忘れがちなことです
かの「タイタニック」でレオ様の言う
最高の台詞
「人生、配られたカードがなんであれ楽しまなくて」と
貧しさの中でも明るくはつらつと生きる
前向きさを
時々でもいいから思い出そうと思いました
そしてカールが出会うアリソン
オリジナリティ溢れるロックバンドをやっている
メジャーを目指すべきと言うカールに
「メジャーの柄じゃない。このまま(小さいクラブで歌うだけ)でいい」
と言って
「人生は遊び場。でもオトナになると忘れてしまう」と続ける
ベタベタのコメディ
ジム・キャリーのアクの強いギャグ
王道のストーリー
抵抗がある人も多いでしょうが
取り敢えず「観てみる」ことも
前向きのひとつだとオススメします
最初の「イエス」だと

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