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これ、出ましたね、先週の金曜日に、発売日より1日早く入手できました。昨年の10月12日に東京で開催されたイベントを、全国の映画館20スクリーンでパブリックビューイングしたっていうヤツ。私も地元の映画館に足を運びました。
■自分の記憶を辿ってみれば…ほぼノーカットで収録されてるんじゃないかな? 電王関連のイベントは結構DVDになっていたりするんですが、私は今回のイベントが一番好きだ。自分がオンタイムで見たっていうのもあるけど、なんちゅーてもスーツアクターの皆さんの出面が多い。会場でも魂抜かれた状態で見ましたが、メディアになったらこっちのもの、「ここ、もう一回見たい!」って思った部分を心行くまでリピートしている状態です。スーツアクターさん達のコーナーが余りに濃いのでそれから先に進めません。
■いやぁ…イマジンやライダーの中に入ってる人達が、ガワもマスクも着けず、普通にTシャツとジーンズとかの普段着でアクションを再現するわけですよ。歴代平成ライダーの見得きり再現もすごいし(龍騎のときはミラーワールドの逆になっていた(笑))、電王全フォーム再現も、見事としか言いようが無いし、生イマジン生ドラマコーナーも超楽しい! 事情がわかってない人達から見たら「いいトシしたおっさん達の激熱超マジ仮面ライダーごっこ」にしか見えないのかもしれないけれど、さすが本家本元のステージアクト、ガワなしなはずなのにガワが見えたり、バトルのシーンでは、無いはずの武器が見えたりするんですよ。すごいことだと思う…。
■個人的に、自ら「すげぇ役者」と名乗ったあの役者さんはどうしても目が追ってしまうですね。出面長くて嬉しい♪ 小作りなお顔立ちなのに表情がとても豊かなことと所作がいちいち可愛いことに加えて、相変わらずの達者な司会ぶり、容赦なくクリティカルなツッコミ…たまらんですわ。んで、違う人がはいってるリュウタと並ぶと…ん…? マスクの角の部分を差し引いても…リュウタの方が目の高さがほんの少し高い…?(※リュウタのブーツはスニーカーにモールドして造形されているため、ヒールなしの偏平足になっています。) あと、決めポーズに入る直前とか、疑問を持ったときの所作がちょっと違う。……なんてことがわかるようになってしまった自分がちょっとイヤだ(笑)。
■んで、こういうイベントのDVDにしろ、本編にしろ、見ていてつくづく思うのが、関わっている人たちがそこそこ年齢が高いこと。まぁ、元はと言えば子供がターゲットのコンテンツなんですが、メインキャラクターを顔出しで演じる俳優さんたちは若いけれど、制作の皆さん達とかスーツアクターさん達、声優さん達も結構な年齢…言ってみればほぼみんな「いいトシした大人」なんですよね。そういう人たちが体当たりで作って演じていらっしゃって、それがみんな楽しいっていうんだから、見ているこっちにも楽しさがひしひしと伝わって来るんだなぁって思うです。私らのように多少斜めからの視点でも十分楽しいし、元気になれるもんね。
■映画第4弾(超・電王第1弾…?)も決まったことだし(まさか昨日の日曜のスーパーヒーロータイムに宣伝が流れるとは思わなかったけど)、当面は楽しめそう(まぁ、1月半ばくらいから怪情報は飛び交ってたし、やれキンカク・ギンカクだとか、フィッティングがあってるらしいとか…第一、昨年10月の映画だって、いくらでも続編作ることが出来る冗長性を持たせた終り方をしていたし、終着駅だ終着駅だと連呼してたけれ、電車って終着駅に着いたら清掃点検して折り返し運転するものだし…某プロデューサーが「スターウォーズ」って言葉を口にしたってことは、それ相応の展開を考えているんじゃないかなぁと…シスの復讐ならぬカイの復讐とかだったら超ワクワクするんですが…)。今後展開されるであろう続編の内容が薄く劣化してしまわないかちょっとだけ気がかりですが、よく練られたコンテンツで続けてくれるんなら、こんなに喜ばしいことはありません。大切に守りつつ、続いてほしいなぁ…。
■ちゅーわけで、もう何度目のリピートになるのかわからないくらいになった今回のDVD、もう1回と言わず見直そうと思います。