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「子供の病気」の恐怖」の記事でも書いたとおり、三十路半ばにして(…)水疱瘡に感染するのでは…という恐怖に苛まれていた私ですが、無事潜伏期間を過ぎ、発症しないまま事態は収束しました。
とりあえず私としては近いうちに抗体確認検査か予防接種かのどちらかの手をうつ所存ですが、今回のことについて、今回調べたことについてメモを残しておきたいと思います。
Webでは「水疱瘡」で検索できる主なところは一通りみてまとめてみましたので、水疱瘡のことで困っている方に一目でお役にたてればよいなあ、と。
なお、水疱瘡を含めた「子供の病気」の合併症・予防接種の怖い話もいろいろありますので、これは次の記事でまた取り上げたいと思います。
息子(当時二歳七ヶ月)が水疱瘡を発症してから、私の恐怖の日々は始まりました(orz)
以下は、webで調べたり、医師に質問したり、本で調べたり…といった形で調べたものをまとめたものです。ソースは様々なのではっきり表示できないものが多いのですが…(^_^;)
---------■感染について■
水疱瘡の潜伏期間は10日から3週間。大体13〜18日の間に発症することが多く、発症の2日前から感染力を持ち、水痘が枯れて黒いかさぶたになると、周囲へ感染することはなくなるそうです。感染力は非常に強く、兄弟間ではほぼ感染。抵抗力が落ちていると人混みですれ違うだけでも感染する恐れがあるとか。一方で不顕現感染(感染はしても症状があらわれず、抗体だけを獲得する)の率も比較的高く、3割くらいに達するとのことです。
また、ウィルスに対して十分な抵抗力がある場合には、接触していても感染しないこともあるそうですから、本来成人はどちらかといえばかかりにくいとは言えるかもしれません。ただし、成人が発症した場合は重症化するケースが多く見られるとのことです。
水疱瘡の死亡例が意外に多く、乳幼児の次に30代の死亡例が多いのも驚かされます。もちろん稀なケースであることにかわりはないでしょうが、水疱瘡が「子供の病気」で「大した病気じゃない」と考えていた私にとっては多分に衝撃的でした…
---------■発症後の処置について■
発症してできるだけ早期に治療を受ければ、それ以降の発症を押さえる薬があるので、できるだけ早く受診することが肝要です。水疱瘡の場合、既にできてしまった発疹はどうすることもできません(痒み止めの薬をもらうくらい…)。水疱瘡かもしれない、と心当たりが有る場合はなおさら、発疹が出たらできるだけ早く受診しておくのがよいでしょう。
また、受診の際は、予め電話などで「水疱瘡の恐れが有る」と伝えておくことも必要です(他の患者さんと待合室を分離する等の措置がとられるため)。
診察を受けると、抗菌剤の投与と、発疹の痒み止めが処方されます。基本的には、水疱瘡はいずれ自然に収束する病気(中には病院に行かず、ただひたすら寝て直すという人もいるようです。これも悪いというわけではありません)ですが、痒みが強く、熱も高くなるケースもままあるため、薬を処方して重症化を回避することが主な処置になります。
体質によっては子供でも高熱を伴う場合もありますが、水疱瘡の高熱に対しアスピリンを用いると重大な副作用があるそうですので、子供でも成人でも、アスピリンの使用は忌避し、医師による処方を受ける方が安心です。
発疹は体をあたためることによって活性化してより多くでてくるため、入浴を控えますが、皮膚は清浄に保った方が良いため、下着等はこまめに替え、軽く拭くなどするケアをすることになります。新たな発疹がでなくなればシャワー等を浴びることができるようになり、水痘が黒いかさぶたになれば湯舟に入って差し支えないということです。
水疱瘡は指定感染症のため、感染力の有る間の外出は禁止。通学通園通勤も禁止です。再通園他に際しては、医師による完治証明(全快証明)が必要になることもあります。通園等でなくとも、水疱瘡の直後にサークルの集まりで他の子供達がたくさん集まるところへ出席するなどという場合は、医師の確認を得た方が安心でしょう。
---------■予防接種について■
水疱瘡の予防接種は、抗体が弱いため、接種しても必ずしも水疱瘡にかからないわけではなく、結構な割合で発症するといいます。しかし、接種していれば発症してもごく軽い症状で終わることが多く、接種のメリットがそれによって害されるものではないようです。
未接種の場合でも、感染のおそれのある接触の後、72時間以内に接種すれば、発症してもごく軽い症状ですみ、その効果が期待できるということです。
なお、通常、予防接種を受けて抗体が形成されるまで2〜3週間。抗体ができているかどうか分からない人については、血液による抗体検査をすることもでき、これも結果がでるまで大体2〜3週間かかるそうです。
なお、接種目的は、概ね「免疫不全者の水痘を防ぐため。成人水痘を防ぐため」であり、健康な児童であれば、普通は重症化することはないといわれています。
任意接種のため、病院(子供は小児科、成人は内科)に問い合わせて接種します。費用は、病院によっても違いますが、概ね7千円〜一万円くらいのようです。抗体検査はその半額程度?ときいています。
---------■帯状疱疹との関連■
水疱瘡について調べている最中、「予防接種だけだと水疱瘡も完全に防げない上に帯状疱疹にもかかるかも…」という話をネット上で見かけました。しかし、帯状疱疹は予防接種で済ませた人も実際に罹患して抗体を得た人も、ウィルスを体の中に入れた以上、同じようにかかる可能性があるものです(水痘ウィルスが体内で休眠し、高齢になって抵抗力が落ちた時に発症するものとのこと)。むしろ、予防接種の方が帯状疱疹の発症は防げるという話もあります。
帯状疱疹も水疱瘡も同じく水痘ウィルスによるもののため、水疱瘡にかかったことのない人が帯状疱疹を発症している人に接触すると、水疱瘡に感染する恐れが出てくることになります。
帯状疱疹については、上記でも「高齢になって抵抗力が落ちた時発症する」という表現を用いていますが、ここでポイントになるのは、「高齢になって」の方ではなく、「抵抗力が落ちた時」の方です。つまり、水疱瘡ウィルスが休眠から覚めた時、何らかの原因で抵抗力が落ちていれば、年齢に関わり無く発症のおそれがあります。
帯状疱疹の発生のポイントは、
■水疱瘡にかかった経験があること
■抵抗力が低い状態であること
の二点であり、抵抗力が落ちる一般的な原因として、「高齢」「ストレス」といった要因が挙げられますが、抵抗力が育ちきれていない子供さんの発症も少なくないということです。
以上、当初水疱瘡の話のついでとして帯状疱疹について言及したのですが、意外に誤解を招きやすいものだということを痛感いたしましたので、追記したいと思います。(2008.2.9)
---------■成人の水疱瘡■
成人が水疱瘡に感染した場合ですが、発症した時は重症化しやすいため、病院によっては成人の水疱瘡は即日入院(終日点滴で5〜7日間)、というところもあるそうです。病院がここまでやってくれると、症状もそんなに激化することはないそうで、入院した方は「たかが水疱瘡でここまでしなくても…」と逆に思ったりするそうですが、処置が遅れて発疹が相当数出てしまってからではもう症状を軽くする手段はなく、私の身内では主人と弟が成人後に罹患してかなり辛かったといっていました。当然学校も仕事も二週間近く行くことができません。仕事や学業のタイミングによっては影響が大きい可能性も有ります。実際、ストレスによって抵抗力が落ちたためにかかることも多いため、仕事や学業の山場と重なる可能性も否定できません。
成人用の抗菌剤については、高価ですがよく効く薬(ゾビラックス?成人は点滴がよく効くそうです)があるそうです。
ちなみに、これは全くの私見ですが、成人でも男性と女性では発症の率や程度が若干違っている気がします。
息子が水疱瘡をもらってきたお友達は、もとはなんとお母さんの方が先に罹患したそうなのですが、彼女はものすごく軽くすんで、「えっこんなもん?」という印象だったそうです。私の身内でも、弟が娘たちから水疱瘡をもらってうんうんやってても、やはり罹患した経験のない、一緒に暮らしていた奥さんは発症せずにすんだそうだし、私自身、四六時中息子につきっきりで、水疱にも素手で薬をぬり、触りまくったにもかかわらず、結局発症しませんでした。
いろいろ調べてみても、水疱瘡で苦しんだ体験談は大抵男性のもので、女性のものはあまり多くありません。(皆無ではなく、中にはお手洗いにいくのも大変なくらいつらい思いをしたという体験談もあります)
ただ、成人の水疱瘡の症状に性差が関係するかどうかという話はまったくありません。寧ろ誰か調べて欲しい気もします…

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