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    <title>顎のはずれた鯨</title>
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    <description>現代川柳はどこへ向うのかー言葉は私たちに何を与えてくれるのか</description>
    <dc:language>ja</dc:language>
    <dc:date>2009-11-07T22:57:15+09:00</dc:date>
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    <title>左手のホクロ</title>
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    <description>黒子みて確かめている右左

という句を持ってきた女の子の、左手の指の付け根にうっすらと黒子のあるのが見て取れた。「そっか・・あなたも幼い頃の刷り込みからなかなか抜け出せないんだね」と言うと、その子は「今でも右左を確認するときは黒子に目が行く癖が抜けなくて」と恥ずかしそうにニッと笑って背中を向けた。

たぶん4歳か5歳の頃「このホクロのある方が左手、もう一つの方が右手だよ」と、何度も何度も教え込まれたに違いない。そうなると、成長してからも「ホクロのあるほうが左」という幼い頃の刷り込みからはなかなか抜...</description>
    <dc:date>2009-11-07T22:05:00+09:00</dc:date>
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    <title>わらをしばって</title>
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    <description>ある高校での川柳講座。

一人のおんなの子が「わらをしばってひもでくくって・・」という句を持ってきた。後半は覚えていないが呪いの藁人形を暗示しているのは明白。句はまだ幼いし、ふざけていると思った。校内展示にはもうひとつの句を出すように助言した。

彼女はあきらかに不服そうに別の句を清書した。その様子を見て、出したい句を出してもいいよと私のほうが妥協した。女の子は一瞬目を輝かして「いんですか、ではこの句も提出します。藁という漢字も調べたし」と屈託のない笑顔を私に向けた。そして「しばって」か「束ねて...</description>
    <dc:date>2009-11-06T22:35:00+09:00</dc:date>
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    <title>定年制</title>
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    <description>定年制がないからいつまでも居座るという。私も定年制は賛成である。だが居座るものを排除する論理はバカげた理屈。定年制がないからいつまでもやめられないもののために定年制を設けるべきだろう。

いや川柳の世界のことではない。だが川柳でも足腰がよろけながら居座るボスが多すぎる。近い例ではある川柳協会の会長・副会長がすべて80過ぎという現実がまかり通っている。年齢だけで差別するつもりはないが、あまりにも世間の常識とかけ離れた川柳の世界。

かくいう私はいつ役職から解放されるのだろうか・・。いや川柳の世界のこ...</description>
    <dc:date>2009-11-05T23:06:00+09:00</dc:date>
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    <title>寄贈誌交換誌</title>
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    <description>「さっぽろ」11月号
からっぽの里が　まんぱいの夢　　岡崎守(主幹)
米びつに米が　暮園に墓石が
反骨の蟻か　日の丸の穴が

俳誌「連衆」
忘却の彼方ぽつんと浮き袋　　　 谷口慎也(主幹)
魂の世話もいろてろ馬ごやし　
寺町の正午を覆う黒揚羽

俳誌「雨月」
点滴の碧き灯のもゆ秋夕べ　　　　大橋敦子(発行人)
水羊羹内緒内緒といただきぬ
すぐ崩るわが身の歪み寒きかな

「木馬」11月号
「厄除けの残酷屏風　夏の闇　　　　古谷恭一(発行人)
裏山の蝉いつまでも置手紙
炎天を仰ぐでもなく検死人

「みどりの会」10月
元役は金庫の...</description>
    <dc:date>2009-11-04T17:03:00+09:00</dc:date>
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  <item rdf:about="http://moon.ap.teacup.com/senruu/1777.html">
    <title>寄らば政権党</title>
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    <description>民主党岡山臨時大会という案内がきた。岡山民主党も政権与党となった現実に対応するための緊急な体制づくりが必要になっての臨時大会であろう。

今まで行ったことはないし、団体役員として案内をもらうのも初めてである。どっちでもいいと思いながら、県民主党の体質を知っておきたいと思い出席の返事をだした。

今日がその日だが午後１時からの開会に300人ほどか。来賓席が足りないというハプニングもめずらしいが、毎年の来賓はせいぜい10人ほどだったらしいから、このへんにも政権党になった慌てぶりが見てとれる。

勿論、私のと...</description>
    <dc:date>2009-11-03T17:33:00+09:00</dc:date>
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    <title>『遊魔系』ある詩人の感想</title>
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    <description>御句集『遊魔系』、渾身の川柳だと思いました。ともかく毒がすごい。まともには立ち向かいたくない川柳集でした。

水掻きのある手がふっと春の空
水掻きがあるからカエルか河童なのでしょう。水と空の区別がつかない春をよく詠っておられると思いました。

包帯を巻いて菫を苛めけり
戦争中に書かれていたらすごい句。

軍艦の変なところが濡れている
集中第一の句だと思います。記憶に残る秀句。

神の影耳を咥えて立ち去れり
神の言葉が聞こえなくなった私の呆然とした姿がいい。

百合ひらく部屋の奥には発禁書
人間の聖性を超えて...</description>
    <dc:date>2009-11-02T15:52:00+09:00</dc:date>
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    <title>「BS28号」ある詩人の感想</title>
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    <description>前略、時代の中で、行く先が見えない状態で水飛沫をあげている川柳を読ませていただきました。川柳は読んでクスッと笑える句がいいなと思っていますが、「バックストローク」には、きつい焼酎を前にして飲んで火傷するかなと思える、言葉の反秩序を感じました。

印象に残った句
アクアノーツ
廃核利用　痔核治療に使えぬか　　　　渡辺隆夫
肉片をちりばめている秋の雲　　　　　くんじろう
月がふたつで甘納豆の隠し場所　　　　横澤あや子
十六夜亜細亜のおこげ美味かりし　　　きゅういち
行きつけのポストに雲が湧いてくる　　高...</description>
    <dc:date>2009-11-01T17:13:00+09:00</dc:date>
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    <title>エンドレス・ドリーム ヨコハマの夜明け</title>
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    <description>深夜のBS舞台中継「エンドレス・ドリーム ヨコハマの夜明け」を観ていたら、突然ギターを抱えて歌いだす・・けだるい低音と挑発的な高音に聞き覚えがある。ぁっ山崎ハコだ。

舞台といっても客席もおなじホールの床にいくつかの段差があって、ニ方か三方から客席が取り囲む。分かりやすくいうと、よよと泣き崩れる女優の目と鼻の先に観客の靴がずらっと並んでいることになる。その舞台と客席の至近距離がエネルギッシュな舞台となるのだろう。

その舞台で、歌え!踊れ!夢を見ろヨコハマ! と、ヨコハマ開港の熱気に酔い、踊り狂う民衆の...</description>
    <dc:date>2009-10-31T22:37:00+09:00</dc:date>
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    <title>山崎ハコ</title>
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    <description>[画像]

山崎ハコ今もステージに立って孤独と倦怠のブルースを唄っているのだろうか。もともとテレビや派手なステージは似合わないタイプだが、今も全国を廻っているのだろうか。どんな新曲が出ているのだろうか。

もう数年前、誰かにいただいたCD「軌跡」を久しぶりに聴いた。特にいいのが「望郷」「きょうだい心中」「織江の唄」そして「心だけ愛して」など心にしみる。</description>
    <dc:date>2009-10-29T19:10:00+09:00</dc:date>
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    <title>夢の話</title>
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    <description>夕べ時実新子が夢にでてきた。「まあセンセおめずらしい・・お元気でしたか」、「あなたがんばっているわね」といった会話にもならぬ会話をしたような気がしたのは目覚めてからの記憶である。私は決して「川柳大学」のいい会員ではなかったし、迷惑ばかりかけてきた私の夢枕に立つなどあり得ない話だが、実はここ一週間ほど漠然と新子のことを考えていた。そのせいだろう。

お亡くなりになってもう3年が過ぎるという。もう何をしなくても時実新子という偉大な名前と作品は歴史の永遠性の中にあるという考え方は間違いではない。しかし...</description>
    <dc:date>2009-10-28T17:25:00+09:00</dc:date>
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