東京の行事は12時すこし回った頃に終わって午後は自由になった。別の予定のある私は2時の新幹線で帰る岡山の皆さんを見送って有楽町へ出た、といっても会場の東京国際フォーラムからJR有楽町駅までは5分もかからない。有楽町界隈には同じバッチをつけた仲間たちが大勢繰り出している。それぞれのグループに分かれて、これから昼食を兼ねた打ち上げでもするのだろうか。私もこの大会で任期満了となった仲間と会食をする。
三泊四日のホテルの料理と昼弁当に飽き飽きしている私たちは豆腐料理の店に入った。肉のたっぷりと入ったすき焼きふうの豆腐料理に舌鼓をうちながら何杯もビールをあけた。
そして石部さん、前に「六儀園」がよかったと言ってましたね。今は紅葉がきれいですよ行ってみますか、ということになった。六儀園は山手線の駒込駅を降りて歩いて10分ほどで着く。
元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、柳沢吉保自ら設計、指揮し、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げました。というくだりは↓に詳しいが
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/outline031.html
私がここを気に入っているのは、たとえば日本三大公園といわれる岡山の後楽園のように、隅々まで手の行き届いた人工美ではなく、あくまでも自然を活かした樹木のたたずまいや、いまにも崩れそうな簡素な東屋の野趣に富んだ風景にある。
しずかな池を眼前に公園を一望しながら吹上茶屋でいただくお茶もまた格別な味であった。

吹上茶屋


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