大老の血筋

2018/5/17 | 投稿者: 鹿苑院

江戸幕府において大老になれる資格があるのは井伊、酒井、土井、堀田の四家である。正直、井伊以外はなんでこの三家ですかねという気がしないでもない。

酒井は確かに三河譜代だが、大老になれるのは酒井は酒井でも忠次のいた左衛門尉家ではなく雅楽頭家だから、徳川四天王の家で大老になる資格を与えられたのは井伊のみとなる。本多や榊原はあれほど徳川家中で重きを為していながら大老になる資格はない。

土井家からは土井利勝一人しか大老が出ていないが、この人は家康の落胤と言われているからそのためか。確かに王佐の才があり、初期の幕府を支えた逸材である。なお本人は落胤と噂される事を大変嫌っていたと伝わる。

堀田に至っては関ヶ原以後に徳川家に仕えた外様だが、そこまでの地位に登り詰めたのは春日局コネクションである。斎藤道三に仕えた堀田道空の一族だから春日局とは美濃の地縁で繋がっている。まあ幕末に堀田正睦を出していることを考えるとコネだからといって悪い人事でもない。ただし正睦は大老ではなく老中だが。
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