まさか多数決が民主主義の本質だと思っていないだろうな!?

2017/3/12 | 投稿者: 鹿苑院

「多数決=民主主義」ではなく、多数決を否定しなければならない場合もある──と発言したキリスト教徒のおっさんが炎上している。

僕は基本的にネット民側の意見に立つことが多いが、こういう時に多い「多数決は民主主義の基本だろうが!」という書き込みは間違いであると断言できる。そう、多数決=民主主義だと思っている人が多いが本当はそれは違う。

かつて「外交とは何か」で書いたように、議論とはまずお互いが100%自分側の主張を出し合い、そこから双方納得できる妥協点を探っていくものである。民主主義とイコールなのは多数決ではなく「誰にとってもそれならまあいいかと思える妥協案が出て全会一致」である。
多数決は本来、全会一致ができない時の非常手段に過ぎず、民主主義の本質では決してない。むしろ多数決をとらねばならない状況になった時点で議論は失敗したと考えるべきである。

ただ、日本においては野党には自分の考えはなく「与党が白といえば黒」ぐらいの行動基準しか持っていないので多数決にどうしてもなる。そのうえ政治家も国民も大多数が「多数決=民主主義」という間違った思い込みを持っているのでそれでいいと思っている。つくづく日本人は民主主義を知らない。
0



コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ