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――オリジナル6曲+カバー6曲で、日本全国・歌めぐり!
『演歌名曲コレクション12〜三味線旅がらす〜』
◆大人気のアルバム・シリーズ”演歌名曲コレクション”も第12弾目。
『三味線旅がらす』をメインに、オリジナル+カバーの全12曲を収録。
今回は”旅”がテーマです。きよ○君と一緒に日本全国・歌の旅へ!
――昨年の充実したデビュー10周年を終え、11年目の今年ももう半年をすぎました。今の心境って?
氷○ また更に、歌に対する気持ちが燃えて来まして、”歌が僕の命だな”と思いました。歌がなければ、氷○きよ○は氷○きよ○でない、と思っています。
――今年度の全国コンサートツアーも、各地で大盛況!
氷○ ありがとうございます。 全力で唄わせていただいています。今年は会場ごとに「リクエスト・コーナー」というのをやっていまして、今までの『演歌名曲コレクション』に入っているカバー曲から皆さんにリクエストして頂いて、1曲歌っています。2日間同じ会場でも、1日目と2日目は変えて。もちろん、”ふれあいコーナー"も大事ですけど、”歌2は本当に大事にしていきたいんですよね…。あと先日椿山荘でディナーショーをやらせて頂いて、その中で新企画がありました。また自分のオリジナル曲で、”女性シリーズ”を制作する予定なので、その女性の名前は何が良いかアンケートに書いて頂きました。そして、その書いて頂いた方の名前を入れて、『星空の秋子』だったら、”春子”に変えて、歌詞もその方の土地の名産などを訊いて、その場で即興で唄ったんです。
――大きなコンサート会場ではなく、ディナーショーならではの企画ですね。
氷○ 皆さん、とっても喜んで頂きました。女性シリーズのオリジナル曲、どういう名前になるか僕も楽しみにしています。
――「第2回HKのど自慢」の本選も近づいてきました(7月20日に開催)。
氷○ こちらも楽しみですねー。前回はお上手な方ばかりでしたので、今回も皆さんの歌を聴くのが楽しみです。第1回は『一剣』の時で、50代くらいの女性方が優勝してハワイ旅行に行かれましたよね。今回はどんな方が優勝されるのかな、って思います…。コンサートツアーの会場で「歌が上手いと思う方、手を上げてください」っていうと2000人の会場で3人くらいしかいないんですよね。自信がある方ってあまりいないんですよね。
――「私は上手いです」とは、なかなか上げにくいのかも?(笑)
氷○ 「では、普通の人?」って訊くと、結構、手が上がりますけどね(笑)。高校生の時の僕だったら、きっと真っ先に手を上げてたタイプですね(笑)。今回の「HKのど自慢」にも、そんな感じの自信のある方が、たくさん応募されてると思うので、きっと激戦になるような気がします(笑)。
――そういえば、こないだNHKの「あさイチ」に出演されて、『きよ○のズンドコ節』の歌詞について話されていましたね。
氷○ はい、もともと3番の歌詞が違っていて、”コンビニの女の子に恋して通いつめてたら、買った歯ブラシが50本”という内容だったんです。
――歌の舞台が、一番はラーメン屋、2番はガソリンスタンドで、3番はコンビニという予定だったんですね…。
氷○ 僕も最初、面白いなと思ったんですけど、レコーディングのスタジオで作詞の松井由利○先生が、「もっと心を打つ方が良いですね…氷○さんらしい方が…」とおっしゃられたんです。僕が「いつもお母さんの事が心配なんですよね、離れてるとなかなか会えなくて。病気したりもしたんです」と言うと「じゃあ、お母さんのことにしましょうか」と、その場で書き直して下さいました。「遠くやさしい お母さん」の前は、「たまりたまって50本」と、全然違っていたんですよね(笑)。歌詞が変わって、より胸にジーンと来る作品になりました。
――さすが松井先生。
氷○ そうですね。それも、やっぱり松井先生の中にもお母さんに対する想いがあったからこそ、こういう詞になったんだと思うんです…。
――あと、最近、読者のハガキで「劇場公演をやって欲しい」という内容が多いです。
氷○ あ、先日も名古屋の愛知芸術劇場でコンサートを2日間やった時に、劇場公演の話をしたら、「またやって!」とワーッと盛り上がりました。僕としては”歌ひとすじ”に行きたいという気持ちもありますが、また機会があれば、もちろん、劇場公演もやらせていただきたいと思っています。
――さて、いよいよニュー・アルバム『演歌名曲コレクション12〜三味線旅がらす〜』が6月23日に発売になります。今回はAタイプ・Bタイプの2種類での発売で、Aタイプ(初回限定盤)には『心ころころ』のDVDが付いています。このビデオクリップの撮影は?
氷○ これは隅田川沿いで撮りました。一人芝居もして…。
――とっても綺麗な映像になってますよね…。この”演歌名曲コレクション・シリーズ作り”の楽しさといいますと?
氷○ 毎回、色んなタイプの主人公に出会える事と、詞を読みながら”この気持ち、わかるなぁ”と思えることが楽しいですね。
――オリジナルの新曲とカバー曲、今回もバラエティーに富んだ12曲が揃いました。それぞれの作品のレコーディングに臨む際、何かやられている事ってあります?
氷○ その歌の主人公に近い実体験をしたいな、って思うんです。その人の気持ちになりたくて…。
――”妹”に関する歌なら、自分に妹がいる気持ちになって?
氷○ そうですね、妹がいる人に話を聞いたり…。そういうイメージ作りって大事ですよね。シンガーソングライターの人だと実体験を唄えるけど、僕らは作られた先生方の想いを表現しなければいけないので、出来るだけその実体験に近づきたいんですよね。
――今回のアルバム、全体のテーマといいますと?
氷○ 今回は”旅”をテーマにしています。そこには人生の旅もあるし、一人旅もあるし、妹がお嫁に行くんも旅だし…。
――確かに、色んな場所の風景が思い浮かぶ作品が多いですね…。まずアルバムの一曲芽は、最新シングルの『三味線旅がらす』。この曲はオリコン総合チャートで初登場2位を記録、これで10年連続で”シングルトップ10入り”を達成し、演歌歌手としては史上初の快挙となりました。どうですか、レコーディングの時と今、歌は変化してきましたか?
氷○ そうですね。この曲は、あまり笑顔で唄わない方が良いと思っていたんですが、ステージで、「唄まくら」の所を笑顔で唄うと、皆さんがすごく拍手を下さるんですよ。それが嬉しいですね。
――「気まま向くまま」と唄っていますが、そういう気分になった時は、何をされてます?
氷○ 一人で買い物に行ったり、自転車であちこち行ったりしてますよ…気ままに。
――続いては、『ガス燈(ライト)』。ムーディーな曲ですね。
氷○ この歌は、生かすも殺すもボーカル次第だと思ったんです。最初はキーを低めに設定したんですが、ちょっとガツンと来なかったので、高めに設定し直しました。いずれは、すっごい低音の曲も歌ってみたいですけどね…。出だしの部分は吐息まじりで、小雨に濡れる寒さなど、切ない雰囲気を出すようにしました。
――「小さなやすらぎ」とありますが、最近そう感じた事は?
氷○ 仕事を終えて家に帰って来て、ベランダの菜園の手入れをしている時ですね。今、スイカ、ニガウリ、ナス、キュウリ、セロリなどが植わっていて…最近、段々とエスカレートして来ました(笑)。
――ニガウリって、ゴーヤ?
氷○ そうです。まだ小さいんですが、そろそろツルが絡まるようにしてあげないと…。育つのが楽しいんですよね、いつも窓を開けてチェックばかりしています(笑)。そして少しですが、農家の方の苦労も分かりますよね。
――3曲目は『妹へ』。これは、聴いて心が温かくなる歌ですね。
氷○ 僕は一人っこなので、妹がいなくて感覚はよく分からないんですが、もし妹がいたらすごく可愛がるだろうな、とは思います。この曲からは、人柄とか家庭環境とか生活の匂いがすごくしますよね。最初にこの詞を読んだ時も、”主人公の男性は実家にいて、お父さんは早い時に亡くなってしまったので、お母さんが女手一つで兄妹を育ててくれて、今は3人で暮らしている。その結婚が決まった妹に向かって、お嫁に行ってもたまには母さんに連絡してやれよ…”と、イメージが沸く素晴らし詞だなと思いました。
――「打掛けを纏って」とありますが、御自分の結婚式で、こうしたいという希望は…?
氷○ そうですね…披露宴は盛大にやりたいですね、一生の思い出ですから。場所は、海外ではなく、日本が良いかな…。
――次のオリジナル新曲は『さすらい港町』。静かな哀しみを感じる、別れの歌になりました。
氷○ これは本当に胸が切なかったですね。好きで付き合っている女性に恋人が出来て…それを知った主人公がポストに手紙を入れて、”その人と幸せになって”と
…男らしく身を引くんです。今までになかったような曲調で、イントロからして品があって好きですね。
――「手紙」が出てきますが、手紙を書かれたりは…?
氷○ 書きますね。字を書くのが好きなので、最近は筆で書くことが多いです。味がありますし、心が伝わるようですよね。ちゃんと書道教室に行って、勉強したいんですけど…。
――続いては、『夢太鼓』。これは夢に向かって行く、気持ちの良い歌ですね。スカッとします。
氷○ これは、もう一人の自分が、自分に”道を信じて行け”と呼びかけている内容なんです。自分でも唄っていて、励まされています。
――ステージ栄えしそうな作品ですよね。
氷○ コンサートでも唄いたいですね。音頭ものなんですが、力強さもあるので、しっかりと唄わなくてはと思っています。
――太鼓が出て来ますが、例えばステージで叩くとか?
氷○ 僕、ステージの上では、今の所は、楽器はやらないと思います。ボーカル一本に専念したいので…。
――「悔いなど残すな」とありますが、気持ちを切り替えたい時って、どうされていますか?
氷○ やっぱり、人と会う事が大事なんじゃないでしょうか。会って話して、楽しい時に溶け込んで、それで切り替える。入力ばかりで出力しないと、何でも爆発しちゃいますからね…風船の空気も、入れたら、出す。その辺のバランス感覚を大切にしなくては…。
――アルバム6曲目、オリジナル新曲の最後は「早春譜」。これはゆったりした、こころが清らかになるよな大きな曲。
氷○ そうですね、スケール感のある曲なので、僕も景色が思い浮かぶよう、大きく唄うように心がけました。すると羅臼の悠々とそびえ立つ山が見えて来て、自分がそこに行けた気がしたんですよね。でも、実際に行ったことはないんです…羅臼のこんぷはいつも鍋で使ってますけど(笑)。
――これは北の羅臼の歌ですが、もう全国47都道府県には全部行かれましたよね?
氷○ はい、コンサートツアーなどで行きました。でも大体、会場の場所は決まっているので、もっとその県でも大都市じゃない所に行ってみたいですね。
――ここからの6曲は、”昭和の名曲”のカバーです。まずは昭和8年発売、松平晃さんの『サーカスの唄』。ドイツからサーカス団がやって来た時の歌だそうで、とっても軽快な曲調ですね。
氷○ 古賀○男先生のメロディーは、僕にとっては冒険するようなメロディーですので、まるで泳ぐような感じで唄えました。詞の面では、サーカス団って旅から旅で家にいられないじゃないですか。僕もコンサートで1週間、出っぱなしという時もあるので、その気持ちは分かりました。
――ちなみに、サーカスって観にいったことあります?
氷○ あります、子供の頃。トラが出てきたのを覚えてますね。
――次は昭和32年、三浦○一さんの『踊り子』。これは川端○成の小説『伊豆の踊り子』がモチーフになっていて、とても品のある詞と曲ですよね。
氷○ とっても綺麗で清潔感のあるメロディーですね。また、サビから始まるような歌になっていて、当時としては曲の構成がシャレているんじゃないでしょうか…。
――伊豆へは何度も…?
氷○ はい、伊豆はプライベートでも行ったことがるので、イメージが浮かびました。
――続いては昭和24年、田端○夫さんの『玄海ブルース』。玄界灘が舞台の歌で、氷○さんの朗々とした歌声が素敵ですね。
氷○ ありがとうございます。これはマドロスさんの歌なんですが、キザで、女の人が寄って来てもそっぽを向いて、”オレはまた行かなきゃならないから、じゃあな”って感じなのに、心の中では”本当はずっと一緒にいたいけど…”って思っている、そんな男の格好つけたがりな部分がすごく出ていて、好きですね。
――最近、地元・福岡へは…?
氷○ 最近は帰れていないですね。
――次は昭和40年、竹越ひ○子さんの『東京流れもの』。この歌は渡○也さんも『東京流れ者』としてシングル発売していて、映画にもなっています。
氷○ この作品はメロディーが好きなんですが、”作曲者不詳”で誰が作られたか不明なんですよね。僕は最初に竹越ひ○子さんのバージョンを聴きまして、カッコ良いなぁと思いました。ワンコーラスが短くてすぐ終わっちゃって、サッパリしているんですが、詞に迫力がありますよね。
――以前と比べて”東京のイメージ”って変わりました?
氷○ 東京って、上京する前までは冷たいイメージがありましたけど、実際に暮らしてみますと、そんな事もないんだなぁって分かりました(笑)。
――続いても昭和40年の発売、北原○ニさんの『ふるさとのはなしをしよう』。これは聴いていて、郷愁を誘われる1曲ですよね。
氷○ この歌は、2001年の12月、東京国際フォーラムでの『ファーストコンサート』で唄わせて頂いていて、いつかアルバムに入れたいなと思っていた曲でした。今回もキーはあの当時の、高いままのキーで唄っています。
――歌詞に「夜店」や「縁日」が出てきますが…。
氷○ 縁日、良いですよね。今年の夏は花火大会にも行きたいなぁ。
――さて、アルバム最後の曲は、昭和32年、若○彰さんの『喜びも悲しみも幾年月』、これは同名映画の主題歌として有名ですね。
氷○ この曲は唄っていて胸がキュンと来ました。奥さんと二人で、船の安全を祈りながら灯台を守って、ふるさとを思い出しながらもいろいろな場所の灯台で生活し、2人で一緒にすごした幾年月、思い返せば色んな喜びや悲しみが目に浮かんで来る…という内容なので、唄っていると、なんか自分にも妻がいて、ずっと一緒にすごして来たような感覚になりました(笑)。
――とても良い歌ですよね。4番でスローになりますが?
氷○ オリジナルとは違うんですけど、あそこでスローになる事によって、より回想している雰囲気になったかなと思います。
――最近、何か喜ばしい事、嬉しかった事ってありますか?
氷○ 先日のNHK「BS日本の○た」の収録の時の事なんですけど、演出・効果の都合かと思いますが、会場でのペンライトが禁止だった分、観客の皆さんにいつもの100倍ぐらいの拍手を頂いたんですよ。ホントに(笑)。なので、僕はオープニングで唄っていて鳥肌が立っちゃいました。本当に嬉しくて、ファンの方に感謝ですね。皆さん、いつもありがとうございます!
――という、この全12曲が収録された『演歌名曲コレクション12〜三味線旅がらす〜』。今回も聴き応えのある作品が揃いましたね。
氷○ はい。聴きどころは全部なんですけど(笑)、今回のアルバムは”旅”をテーマにしていますので、皆さんも一緒に旅をしている感覚で聴いて頂けたらと思います。そして最後の『喜びも悲しみも幾年月』になったら、男性の方は奥様のことを思い浮かべながら、独身の女性の方は僕の妻になった気分で、映画のような歌の世界に入り込んで頂けたら嬉しいです。皆さん、このニューアルバム、よろしくお願いいたします!
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こっそり内緒で見てってくださいませ〜(..)(・・)))))コソコソ・・・

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