「TVシリーズ「頭上の敵機」 12時方向は真上じゃないですよ」
テレビ
戦争映画の傑作、グレゴリー・ペック主演の「頭上の敵機(12 O'Clock High!)」のテレビドラマ版を、10月からCSの
スーパー!ドラマTVが放映しています。
第1話は見逃しましたので、第2話から。懐かしいですね。
プロローグから始まり、コマーシャルの時間を挟んで「アクト1」から「アクト4」、そしてエピローグという、今では少なくなった起承転結ドラマの王道を行ってます。
NET(現テレ朝)やフジテレビで放映していたので、ご覧になった方も多いのでは?

(c)Super! drama TV

ロゴマークはこれですが、知らない人が見ると誤解を与えちゃいそうです。
これだと、「12 O'Clock」(12時)が「真上」を意味しているように思えちゃいますよね。「頭上の敵機」という邦題もこの誤解から来ているのですが、掛け時計を考えるから12時が上、6時が下なので、腕時計だと12時は正面、6時は真後ろになります。
第一、12時が真上を指すのなら「High(上空)」なんて付ける必要はありませんから。
実はこれ、方位を表す「クロックコード」というもので、「12 O'Clock High」は「真正面上空」のこと。死角になる真後ろを常に警戒しろという意味で、「チェック・シックス」なんて使い方もあります。
まあ、映画の邦題ですからあまり神経質になることはないでしょう。語呂という意味で「頭上の敵機」は名邦題のひとつですからね。
潜水艦映画で「眼下の敵(The Enemy Below)」というのがありますが、「頭上の敵機」がなかったら生まれなかったかもしれません。そうそう、「頭上の脅威(LE CIEL SUR LA TETE)」なんて、どう考えてもパクリとしか思えないフランス映画の邦題もありましたっけ。

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