毎月28日に成田山川越別院で開かれている骨董市に合わせて開催している「川越きもの散歩」。6月28日は特別企画の「料亭de和裁講座」になりました。なぜなら、日曜日の川越の町は、NHKの朝ドラ「つばさ」の影響で大混雑ゆえ、ランチ場所の確保も難しい状況で…。それなら、中心部からちょっと離れた隠れ家料亭で、ゆっくりした時間を過ごしましょうという趣向になったのです。その隠れ家は「源氏家」。風情あるでしょ(*^^*)中庭には紫陽花が咲き誇っていました。雨の日は、紫陽花がイキイキとしていますね。
玄関先で「いらっしゃいまほ〜」と、女将ゴッコに興じるネコ1匹。そんな遊びも静かな微笑みで許して下さる、寡黙で誠実なご主人の手による正統派の松花堂弁当。2日もかけて戻した椎茸の滋味深さが心に残る逸品です。
この日はきもの姿の面々20名以上が、広いお座敷に一同に会しました。美味しいお食事の後は、いよいよメインイベントである和裁講座がスタート!この日の講師は、川越で長年にわたって和裁教室をいとなむ小杉亘先生。「川越のまちにきもの姿を増やす会」の代表としてもご活躍で「きものde七福神めぐり」なども企画されています。粋なその姿は、まさに男のきもののお手本です。
そんな川越和裁界の重鎮ながら、小杉先生はチャキチャキの小江戸っ子。講座が開始されるやいなや、裁断された反物を目にも止まらぬ速さでお座敷一面に広げたのです。これが着物のパーツのすべて。お裁縫まるでダメなにゃんこは、初めて目にする光景です。へぇ〜へぇ〜と思う間もなく、今度は美人お嬢をアシスタントに指名して、きものハンガーに広げた布をかけ始めました。
小杉先生の手により、瞬く間にきものの形が完成!そうか…きものってこうなってるのね。パーツの説明や、仕立て替えの話、柄あわせのセオリーなど、エキサイティングな語り口に全員魅了されております。あまりの面白さに、1時間がアッと言う間。最後は先生自ら、足の指で布をはさんで運針の実演まで見せて下さいました。う〜ん、これはまさに職人の世界。先生、カッチョ良すぎ!
話をしながら数秒で縫った運針がこちら…匠の技ってば、すごいっす(××)この日は、男性の先生が講師ということもあって、男の着物姿の方も勢ぞろい。7名の殿方がずらっと並んださまは、圧巻でありました(見惚れてて、写真撮るの忘れちゃったよ…)。やっぱり日本人に一番似合うのは、着物だなぁと実感しつつ、この日のために特別に用意していただいた、老舗和菓子屋「龍月」の美しい上生菓子をいただきました。ああ、日本っていいにゃ〜☆
会の最後には「NPO川越きもの散歩」で応援している、埼玉県産ブランド繭「いろどり」を、小江戸ものがたり編集長で川越きもの散歩代表の藤井さんからご紹介。今回は、縦横ともいろどり繭で織った反物の初お披露目となりました。ふんわりたまご色で、きらきらと輝きを放ついろどり反物…これで作ったきものは、今年中には完成予定なのですよ♪
というわけで、6月のきもの散歩特別編も無事終了。楽しくためになる時間でありました。実は源氏家さんには、大広間の他に小部屋もあるのです。う〜、今回はバタバタしていて覗くの忘れちゃったよ(TT)次回お邪魔した時は、小部屋で密会ゴッコでもしましょうか(←渡辺淳一読み過ぎだろ?!)。
源氏家→
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