沈まぬ太陽4は日航機墜落の後にその対応として発足した会長室編です。
このときに政府によって、会長に送り込まれたのが、関西紡績の国見会長で、モデルはカネボウ(現クラシエホールディングス)の伊藤淳二氏とされています。
作者は直接伊藤氏に取材したので、会長就任に至る経緯などが詳しく書かれています。もっとも、脚色も多いと言われていますが。中曽根元首相がモデルの利根川首相が登場しますが、首相の参謀役として、龍崎なる人物が登場します。モデルは、元大本営参謀、伊藤忠商事会長の瀬島龍三とされています。山崎豊子は瀬島龍三をモデルにした作品、不毛地帯を書いていますが、その主人公の壱岐正とは描き方が違うとも言われています。
国見会長は複数に分かれている組合を一つにまとめる事を目的として、様々な部門から集まった人間を一堂に集めて会長室を発足させます。この会長室に恩知が呼ばれるわけです。