沈まぬ太陽の2巻はパキスタンのカラチに飛ばされた恩知が、さらに中東のイランのテヘランへ支店開設のために移動するところから話が始まります。
テヘランで中東独特の商習慣に苦労しつつも無事支店を立ち上げ、日本に帰れるはずでした。しかし・・・
恩知に待っていたのは、国民航空が乗り入れていないケニアナイロビへの支店開設の辞令でした。
会社側が恩知をさらに困難な状況に追い込み退職させようとしていることがわかります。
さて、ここで物語の中で恩知はアフリカケニアの地で、現地で活躍する様々な日本人に出会うわけですが、それらの人々にはモデルが居ます。一部は恩知のモデルである小倉貫太郎氏が出会った人だと思いますが、多くはおそらく作者の山崎豊子がアフリカケニアへの取材の過程で出会った人々ではないかと思います。
その中の比較的名前の通った人に、西江雅之(文化人類学者)、阿部昭三郎(写真家)、神戸俊平(獣医師・
参考)、柏田雄一(ウガンダにてシャツ工場経営)などがあります。
その後、10年以上の海外赴任を終えて、ようやく日本に戻れることになります。