バスのモデルチェンジ前後には、モデルチェンジ前後のモデルの特徴が入り交じった過渡的な車両が製造される事があります。これもそんな過渡的な車両ですが、正式に発売されたモデルだったりします。
いすゞキュービックの最末期の1999年から1年程度製造された、前面二枚曲面ガラスのフロントを持つ車両です。この前面窓がそのままエルガに踏襲されたもので、いわゆる合いの子ボディと言われる車両です。
東武バスが大量に導入したのが有名ですが、それ以外にも写真の仙台市交通局や伊丹市交通局、宇部市交通局などが導入しています。
東武バスがこのボディを入れたのは、いすゞのKC-LV系大型ノンステップバスは富士では架装出来ず、キュービックボディを避けたからと言われています。伊丹市のいすゞ車は当時ほとんど西工だったと思いますが、京都市や大阪市のように西工製のいすゞノンステが導入できなかったのかもしれません。
仙台市も1989年以降富士でいすゞ車を導入していたと言う共通点があり、キュービックボディを避けたのかもしれません。たた仙台市の車両はワンステですので、富士でも対応できたと思うのですが。