寧夏って? 寧夏
「仕事で寧夏へ行くんですよ」
「寧夏って?」
よく聞かれます。
寧夏をご存知の方は少ないですよね。
仕事で関るまで、私も知りませんでした。
日本語では「ネイカ」、中国語では「ニンシャー」と読みます。
中国の「○○省」って聞くと思います。
黒龍江省、吉林省とかですね。
中国には省のほかに、同じ行政レベルの単位である自治区が5つあります。
少数民族が多い地区は自治区となるようです。
内蒙古自治区は有名ですね。
寧夏はその1つで、正式には寧夏回族自治区といいます。
人口も面積も、あの巨大な中国のなかでは下から数えた方が早い小さな自治区です。
中国で最も人口が多い河南省は、なんと9,700万人!
寧夏は590万人です。
名前のとおり、回族=イスラム教の方がたくさんいます。
元の時代に西域から入ってきた人々がルーツなのだそうですが、数百年を経て、見た目は漢民族とあまり変わりません。
(でも、青い眼をした村人を時々見かけて驚きます!)
中国では回教を「清真」と表現することがあります。
看板に「清真」と書いてあるレストランでは豚肉がでてきません。
言葉のとおり、皆さん真面目で気持ちもまっすぐです。

この地図をみると「ど真ん中」にも見えますね(笑)
皆さんも、そんな寧夏にどんどん「愛好」(アイハオ)してください!
0
「寧夏って?」
よく聞かれます。
寧夏をご存知の方は少ないですよね。
仕事で関るまで、私も知りませんでした。
日本語では「ネイカ」、中国語では「ニンシャー」と読みます。
中国の「○○省」って聞くと思います。
黒龍江省、吉林省とかですね。
中国には省のほかに、同じ行政レベルの単位である自治区が5つあります。
少数民族が多い地区は自治区となるようです。
内蒙古自治区は有名ですね。
寧夏はその1つで、正式には寧夏回族自治区といいます。
人口も面積も、あの巨大な中国のなかでは下から数えた方が早い小さな自治区です。
中国で最も人口が多い河南省は、なんと9,700万人!
寧夏は590万人です。
名前のとおり、回族=イスラム教の方がたくさんいます。
元の時代に西域から入ってきた人々がルーツなのだそうですが、数百年を経て、見た目は漢民族とあまり変わりません。
(でも、青い眼をした村人を時々見かけて驚きます!)
中国では回教を「清真」と表現することがあります。
看板に「清真」と書いてあるレストランでは豚肉がでてきません。
言葉のとおり、皆さん真面目で気持ちもまっすぐです。

この地図をみると「ど真ん中」にも見えますね(笑)
皆さんも、そんな寧夏にどんどん「愛好」(アイハオ)してください!
0
2009/7/3
ワインと牛肉の共通性
ワインと牛肉はよく合います。
僕も勉強と称して夜にワインを飲むようになってから、牛肉を食べる量が増えてしまって体重が気になります。
肉は赤ワインといいますが、さっぱりした白をガブガブ飲みながらってのも僕的には気に入っています。
そんなワインと牛肉ですが、両者の世界を掘り下げていくと思いのほか共通性があります。
最大の共通性は牛もブドウも、とても繊細な生き物であるということです。
育て方1つで味がまったく変わります。
しかも、育てる人の感性といいますか、愛情にとても影響を受けるのです。
実は高級品とそうでないものを分けるのは、この部分なのです。
その結果、味にバリエーションができて食べ比べる楽しみも生まれます。
でも、やはりワインの世界の方が歴史があるぶん哲学的ですね。
これは生産者もさることながら、消費者がワインを飲むことに情熱を注いできた結果でもあります。
牛肉もがんばろう。
0
僕も勉強と称して夜にワインを飲むようになってから、牛肉を食べる量が増えてしまって体重が気になります。
肉は赤ワインといいますが、さっぱりした白をガブガブ飲みながらってのも僕的には気に入っています。
そんなワインと牛肉ですが、両者の世界を掘り下げていくと思いのほか共通性があります。
最大の共通性は牛もブドウも、とても繊細な生き物であるということです。
育て方1つで味がまったく変わります。
しかも、育てる人の感性といいますか、愛情にとても影響を受けるのです。
実は高級品とそうでないものを分けるのは、この部分なのです。
その結果、味にバリエーションができて食べ比べる楽しみも生まれます。
でも、やはりワインの世界の方が歴史があるぶん哲学的ですね。
これは生産者もさることながら、消費者がワインを飲むことに情熱を注いできた結果でもあります。
牛肉もがんばろう。
0
2009/6/30
小さな違いと大きな違い
ワインって全然違いが分からないんです。
実は。
だから、1本のワインにウン十万と費やす人って可哀そうだなって思っていました。
でも、気持を集中すると確かに違う。
高いものにはそれなりのモノを感じる。
なんだか最近はこう思えるようになったのです。
実は昔、陶器に凝ったこともありました。
これも何でも同じだと思っていました。
でも、気になってみると確かに違いがあります。
素人にしてみれば小さな違い。
でも、職人さんが、その小さな違い(深い部分と言うべきでしょうか)への表現に人生をかけるのって本当に素敵なことだと思う。
こう思うと、なんだかそれまで小さなことに思えていたことが急に大きな違いに感じられるから不思議です。
1
実は。
だから、1本のワインにウン十万と費やす人って可哀そうだなって思っていました。
でも、気持を集中すると確かに違う。
高いものにはそれなりのモノを感じる。
なんだか最近はこう思えるようになったのです。
実は昔、陶器に凝ったこともありました。
これも何でも同じだと思っていました。
でも、気になってみると確かに違いがあります。
素人にしてみれば小さな違い。
でも、職人さんが、その小さな違い(深い部分と言うべきでしょうか)への表現に人生をかけるのって本当に素敵なことだと思う。
こう思うと、なんだかそれまで小さなことに思えていたことが急に大きな違いに感じられるから不思議です。
1
2009/6/29
寧夏のワイン 寧夏
実は先日の出張以来、にわかワイン評論家として夜な夜な一人でワインをあける毎日を送っています。
ワインの世界って奥深い。
それは何となく分かっていました。
でも、できれば見過ごしたい世界でもありました。
まだ入り口もいいとろですが、「おもしろいな」って思う自分が少し怖くもあります。
中国ワインは日本にはほとんど輸入されていませんので、みなさんあまりご存じないと思います。
でも、中国でワインは「紅酒」と言われて、とてもオーソドックスな飲み物です。
昔は砂糖が入った甘いものもありましたが、近年ではそんなものもなくなりました。
正直、日本で口にする各国のワインと比べればまだまだです。
でも、あの広い中国です。
きっと最高のワインができる土地もあるんだろうな・・・って思うと楽しくありませんか?
実は寧夏はそのワインの産地の1つです。
ワインというのは醸造技術もさることながらブドウの出来不出来が全てといっても過言ではありません。
昼思いきり暑くて、夜はひんやり。ブドウにとって、そんな気候が最高なのです。
ブドウは西アジアが原産地。
故郷に近い気候でおししくなります。
寧夏では砂漠にブドウの木を植えてワインを作っています。
でも、まだ有名ではありません。
北京や上海で飲むワインは青島産のものが多いです。
寧夏産のものは、他の有名ブランドの原酒として利用されていることもあるようです。
もったいないですね。
なんとか寧夏のワインも応援したいと思いまして。
それで、日々、研究と称して独り楽しくワインを飲んでいるわけです!

(寧夏のワイン用ブドウ畑)
1
ワインの世界って奥深い。
それは何となく分かっていました。
でも、できれば見過ごしたい世界でもありました。
まだ入り口もいいとろですが、「おもしろいな」って思う自分が少し怖くもあります。
中国ワインは日本にはほとんど輸入されていませんので、みなさんあまりご存じないと思います。
でも、中国でワインは「紅酒」と言われて、とてもオーソドックスな飲み物です。
昔は砂糖が入った甘いものもありましたが、近年ではそんなものもなくなりました。
正直、日本で口にする各国のワインと比べればまだまだです。
でも、あの広い中国です。
きっと最高のワインができる土地もあるんだろうな・・・って思うと楽しくありませんか?
実は寧夏はそのワインの産地の1つです。
ワインというのは醸造技術もさることながらブドウの出来不出来が全てといっても過言ではありません。
昼思いきり暑くて、夜はひんやり。ブドウにとって、そんな気候が最高なのです。
ブドウは西アジアが原産地。
故郷に近い気候でおししくなります。
寧夏では砂漠にブドウの木を植えてワインを作っています。
でも、まだ有名ではありません。
北京や上海で飲むワインは青島産のものが多いです。
寧夏産のものは、他の有名ブランドの原酒として利用されていることもあるようです。
もったいないですね。
なんとか寧夏のワインも応援したいと思いまして。
それで、日々、研究と称して独り楽しくワインを飲んでいるわけです!

(寧夏のワイン用ブドウ畑)
1
2009/6/4
NHKの番組をみて
NHKの番組でシンクロの井村雅代さんを取り上げていました。
この方、長年日本のコーチを務めて有名でしたが、昨年のオリンピックを前に中国の監督に就任したことが話題を呼びました。
「日本の技術の流出だ」ということで相当なバッシングを受けたのは私も記憶にあります。
「相当に苦労したんだろうな」と思いながら番組を拝見しました。
例えば、シンクロには姿勢を保つ体幹部分の筋肉が必要らしいのですが、これは目に見えるものではありません。
体型に恵めれて素質十分な中国選手に欠けていたのは筋力だったのですが、「筋力をつけなさい」と言っても目に見えない部分のトレーニングというものが理解できず泣きながら特訓についてきたそうです。
また、まずは「愛想笑い」でいいから笑顔をというのにも納得できました。
中国の幹部に全面的に信頼されて何でも思う通りに指導メニューを組ませてもらえたそうですが、それだけに誰にも相談できず孤独な挑戦だったとか。
そんなときは、日本で「鬼コーチ」として名を馳せた自分の原点のやり方に戻るしかなかったといいます。
技術の流出?
そうなのでしょうか。
井村さんも言っていましたが、中国の人が日本の技術の高さを知ることの意味を考えないといけません。
結果、北京オリンピックのシンクロ団体で日本は中国に負けました。
でも、そうやって、奥の深い部分で競争を続けることが日本の次の成長に向けて大切なことなのだと思います。
1
この方、長年日本のコーチを務めて有名でしたが、昨年のオリンピックを前に中国の監督に就任したことが話題を呼びました。
「日本の技術の流出だ」ということで相当なバッシングを受けたのは私も記憶にあります。
「相当に苦労したんだろうな」と思いながら番組を拝見しました。
例えば、シンクロには姿勢を保つ体幹部分の筋肉が必要らしいのですが、これは目に見えるものではありません。
体型に恵めれて素質十分な中国選手に欠けていたのは筋力だったのですが、「筋力をつけなさい」と言っても目に見えない部分のトレーニングというものが理解できず泣きながら特訓についてきたそうです。
また、まずは「愛想笑い」でいいから笑顔をというのにも納得できました。
中国の幹部に全面的に信頼されて何でも思う通りに指導メニューを組ませてもらえたそうですが、それだけに誰にも相談できず孤独な挑戦だったとか。
そんなときは、日本で「鬼コーチ」として名を馳せた自分の原点のやり方に戻るしかなかったといいます。
技術の流出?
そうなのでしょうか。
井村さんも言っていましたが、中国の人が日本の技術の高さを知ることの意味を考えないといけません。
結果、北京オリンピックのシンクロ団体で日本は中国に負けました。
でも、そうやって、奥の深い部分で競争を続けることが日本の次の成長に向けて大切なことなのだと思います。
1
2009/5/27
ごぶさたしております 寧夏
すっかり更新できずにおりました。
たびたびのぞいてくださった方々、本当に申し訳ありません。
1ヶ月間の出張でした。
忙しかったのもありますが、事業がすすむと書きにくいこともありまして。
もう少し仕事ではなく、寧夏の生活に焦点をあてていくべきだな・・・なんて思っていたら、ついついサボってしまいました。
今回はですね、
さすがに1ヶ月もいますと色々ありました。
まず、通訳さんが結婚しました。
回民族の結婚式というのに出席しました。
張り切って背広を着て行ったら、みんな平服で新郎と私だけがネクタイをしめていました。
これは明らかに格好つけすぎでよくなかったですね。
それから、黄砂。
寧夏は砂漠に隣接しているので結構すごいと聞いていましたが、一度、すごいのに遭遇です。
いつもそうかと言えばそんなことありませんよ。
でも、本場の黄砂はちょっとすごいです。
で、もって少し仕事に触れますと、
今回、牛をトラックで運ぶのに初めて同伴しました。
牛も親元を離れ、故郷をあとにするとなると悲しいんですね。
牛が涙を流して泣いているのを初めて見ました。




1
たびたびのぞいてくださった方々、本当に申し訳ありません。
1ヶ月間の出張でした。
忙しかったのもありますが、事業がすすむと書きにくいこともありまして。
もう少し仕事ではなく、寧夏の生活に焦点をあてていくべきだな・・・なんて思っていたら、ついついサボってしまいました。
今回はですね、
さすがに1ヶ月もいますと色々ありました。
まず、通訳さんが結婚しました。
回民族の結婚式というのに出席しました。
張り切って背広を着て行ったら、みんな平服で新郎と私だけがネクタイをしめていました。
これは明らかに格好つけすぎでよくなかったですね。
それから、黄砂。
寧夏は砂漠に隣接しているので結構すごいと聞いていましたが、一度、すごいのに遭遇です。
いつもそうかと言えばそんなことありませんよ。
でも、本場の黄砂はちょっとすごいです。
で、もって少し仕事に触れますと、
今回、牛をトラックで運ぶのに初めて同伴しました。
牛も親元を離れ、故郷をあとにするとなると悲しいんですね。
牛が涙を流して泣いているのを初めて見ました。




1
2009/4/5
料理 東京にて
さいきん全く更新がすすんでいません。
今月は寧夏へ行きますので、たっぷりと更新したいと思います。
日本でも結構ばたばたした毎日が続いているのですが、なんだかブログに書きたいことって、日常のなかには案外少ないものです。
このブログで北朝鮮のミサイルについて書いても何ですものね。
最近、休日は料理本を片手にクッキングすることが増えています。
暇な土日は、ゆっくりと時間をかけてやっています。
今週の土曜日はカレー。
カレーばかりの料理本をかったので、もうウキウキ。
金曜と土曜で2種類も作りました。
でも、やっぱりルウを使ったカレーが一番口に合うんです。
ブタのばら肉を2時間煮込んで、そこにルウをドボンと入れたカレーは僕にとっては最高のカレーかも。
自己満足ですが。
それにしても、一人暮らしの料理はかえって高くつきますね。
ニンニクだって1個300円近くもするんですよね。
中国では料理屋のテーブルに「御自由にどうぞ」なんて具合に食べ放題で置いてあるというのに・・
1
今月は寧夏へ行きますので、たっぷりと更新したいと思います。
日本でも結構ばたばたした毎日が続いているのですが、なんだかブログに書きたいことって、日常のなかには案外少ないものです。
このブログで北朝鮮のミサイルについて書いても何ですものね。
最近、休日は料理本を片手にクッキングすることが増えています。
暇な土日は、ゆっくりと時間をかけてやっています。
今週の土曜日はカレー。
カレーばかりの料理本をかったので、もうウキウキ。
金曜と土曜で2種類も作りました。
でも、やっぱりルウを使ったカレーが一番口に合うんです。
ブタのばら肉を2時間煮込んで、そこにルウをドボンと入れたカレーは僕にとっては最高のカレーかも。
自己満足ですが。
それにしても、一人暮らしの料理はかえって高くつきますね。
ニンニクだって1個300円近くもするんですよね。
中国では料理屋のテーブルに「御自由にどうぞ」なんて具合に食べ放題で置いてあるというのに・・
1
2009/3/30
(無題) 東京にて
昨日の日経新聞にこのブログでも時折紹介しているUさんの記事がありました。
山口県の離島で豚を飼っている方です。
もとは北海道の大きな牧場の場長さんで、本職は牛の飼育です。
島では輸送面から牛が飼えません。
来月、寧夏で技術指導を行っていただきます。
記事にUさんのコメントがありました。
「島で子を産み、育てる農業を確立して初めて再生といえる」
まさに寧夏のプロジェクトも同じです。
「南部で農家が子を産み、育てる牧畜を確立して初めてプロジェクトといえる」
既成概念にとらわれることなく、考えていきたいと思います。
0
山口県の離島で豚を飼っている方です。
もとは北海道の大きな牧場の場長さんで、本職は牛の飼育です。
島では輸送面から牛が飼えません。
来月、寧夏で技術指導を行っていただきます。
記事にUさんのコメントがありました。
「島で子を産み、育てる農業を確立して初めて再生といえる」
まさに寧夏のプロジェクトも同じです。
「南部で農家が子を産み、育てる牧畜を確立して初めてプロジェクトといえる」
既成概念にとらわれることなく、考えていきたいと思います。
0
2009/3/17
牛肉の無許可持ち出し 東京にて
佐賀の県庁職員がドバイに無許可で牛肉を持ち出したことが問題になっています。
試食会用にということで本人は検疫上も問題がないと認識していたと報じられていますが、まあそんなことは一般常識からして考えられないことです。
で、すごいのがこれが大問題になっていて佐賀県知事が農水大臣に頭を下げてお詫びしたこと。
その姿がニュースでも報じられました。
前にも書きましたが、香港でも「和牛と言えば佐賀牛」というくらい市場を席巻しているそうです。
県と農家が一丸となって海外市場に向かっていると聞いていましたが、今回の事件はその延長上にあるものなのでしょう。
検疫の手続きはとても面倒なので、その部分を省略したかったという気持はよく分かります。
カバンを開けられることは数回に一度なので油断が生じたのかもしれません。
でも、公務なのですから法律遵守が基本中の基本です。
それにしても、知事が大臣に頭を下げてもなお「中東に佐賀牛の販路を作る」という覚悟を口にしているのは立派です。
それくらいの覚悟がないと、海外マーケットを開拓できないのも事実です。
今回の事件は、反面で佐賀県が海外に対して本気なことを全国に示すことになったようです。
0
試食会用にということで本人は検疫上も問題がないと認識していたと報じられていますが、まあそんなことは一般常識からして考えられないことです。
で、すごいのがこれが大問題になっていて佐賀県知事が農水大臣に頭を下げてお詫びしたこと。
その姿がニュースでも報じられました。
前にも書きましたが、香港でも「和牛と言えば佐賀牛」というくらい市場を席巻しているそうです。
県と農家が一丸となって海外市場に向かっていると聞いていましたが、今回の事件はその延長上にあるものなのでしょう。
検疫の手続きはとても面倒なので、その部分を省略したかったという気持はよく分かります。
カバンを開けられることは数回に一度なので油断が生じたのかもしれません。
でも、公務なのですから法律遵守が基本中の基本です。
それにしても、知事が大臣に頭を下げてもなお「中東に佐賀牛の販路を作る」という覚悟を口にしているのは立派です。
それくらいの覚悟がないと、海外マーケットを開拓できないのも事実です。
今回の事件は、反面で佐賀県が海外に対して本気なことを全国に示すことになったようです。
0
2009/3/12
回収のその後 寧夏
現地で牛の回収をめぐって農家とプロジェクトが大変だったと書きました。
2つある村のうち、1つの村の回収は無事終わりました。
けれど、ある意味、予定以上に農家にお金を払ったのも事実です。
大きな反省点が残りました。
農家にしてみれば、技術の指導は指導、牛の販売は販売ということなのでしょう。
けれど、プロジェクトは何の金銭利益も得ないことを前提に農家のために仕事をしているのです。
回収の値段だって相場にプラスアルファをしているのです。
約2割増しなのですから、決して損はさせていません。
でも、「アルファが小さい」といって、あたかもこちらが農家を苛めているように思われてしまっていては何のためにやっているのか分からなくなります。
理由を考えてみました。
3年間という限られた時間を前提にして、プロジェクトでは高い目標を設定しすぎたようです。
高い目標が農家にとってみれば「強制」のように映ってしまい、「我慢してあげているのだから対価を払ってくれ」という構図になっている一面があります。
農村の現状に合わせ、ゆっくり一段ずつ階段を昇っていくことが大事かもしれません。
今回の反省をもとに設計変更を余儀なくされそうです。
けれど、農家の意識は依然として変わっていないのですが、彼らの「経済の変化に取り残されてはならない」という気持ちは確実に高まっています。
果たしてそんな呑気なペース(現金の利益が小さい)のプロジェクトが、はやる気持ちの農家たちに受け入れられるのか?
安易な近道はないのです。
長期と短期の利益の間の矛盾とのたたかいはしばらく続きそうです。
0
2つある村のうち、1つの村の回収は無事終わりました。
けれど、ある意味、予定以上に農家にお金を払ったのも事実です。
大きな反省点が残りました。
農家にしてみれば、技術の指導は指導、牛の販売は販売ということなのでしょう。
けれど、プロジェクトは何の金銭利益も得ないことを前提に農家のために仕事をしているのです。
回収の値段だって相場にプラスアルファをしているのです。
約2割増しなのですから、決して損はさせていません。
でも、「アルファが小さい」といって、あたかもこちらが農家を苛めているように思われてしまっていては何のためにやっているのか分からなくなります。
理由を考えてみました。
3年間という限られた時間を前提にして、プロジェクトでは高い目標を設定しすぎたようです。
高い目標が農家にとってみれば「強制」のように映ってしまい、「我慢してあげているのだから対価を払ってくれ」という構図になっている一面があります。
農村の現状に合わせ、ゆっくり一段ずつ階段を昇っていくことが大事かもしれません。
今回の反省をもとに設計変更を余儀なくされそうです。
けれど、農家の意識は依然として変わっていないのですが、彼らの「経済の変化に取り残されてはならない」という気持ちは確実に高まっています。
果たしてそんな呑気なペース(現金の利益が小さい)のプロジェクトが、はやる気持ちの農家たちに受け入れられるのか?
安易な近道はないのです。
長期と短期の利益の間の矛盾とのたたかいはしばらく続きそうです。
0

