アル.カポネなどの全米随一の凶悪犯を集めた刑務所があったことで知られるアルカトラズ島。アルカトラズツアーは人気なので少なくとも前日には予約が必要です。ナイトツアーはもっと前に予約しないと取れないそうです。私のように予約していたのにいきなりキャンセルということもあるし、何かと余裕が必要なツアーなようです。
上の写真はフェリーから見たアルカトラズ島。下はアルカトラズ島から見たSFの街。
フェリーで10分ほど、距離にして2.5kmです。泳いで渡れそうですが、海流と水の冷たさで脱出不可能になって
いるらしい。


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アルカトラズはめちゃくちゃ寒いです!今度来ることがあったら夏でもフード付きダウンのロングコートを着て来ようと思います。フード付きというのは、寒風が吹き荒れていて髪はぐちゃぐちゃで耳は千切れそうになるからです。
1963年に刑務所としては使命を終えたアルカトラズは、公民権運動の盛んなころは、もともとの住人である
イティブアメリカンが集団で移住したりしたものの、今は完全に無人の観光名所。地元のボランティア団体が
花を育てています。また、かもめの営巣地として保護されており、ちょうどシーズンだったので営巣しているエ
リアは立ち入り禁止でした。島の斜面や廃墟のビルにたくさんのカモメが巣を作って卵を抱いていました。

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刑務所部分の最初にあるのはむき出しのシャワー。ここで日本語のテープの入った機械を借りて音声の指示に従って動きながら説明を聞きました。内部は予想通りの狭くて汚い独房で、あんまり愉快じゃないので写真は撮りませんでした。
一番興味があったのは刑務所の食事。ここでは看守も囚人も同じメニューを食べていたそうです。写真を見ると栄養もよく考えられた普通のアメリカ料理に見えましたが、囚人の間では「パスタばっかり。今度パスタが
出たらテーブルをひっくり返してやる!」ということになり、実際それで騒動になったこともあるとか。囚人の
名前や年代などを考えると、イタリア系の囚人が多かったようなので、パスタの味にはうるさかったんじゃな
いでしょうか。ちょうど、刑務所の外の運動場からはSFのイタリア人街が見え、お祭りの時は街の喧騒も聞こ
えてきたそうで、ママの味が恋しくなったりしていたのかも。
ちなみに、看守は家族と一緒に島内の職員住宅で暮らしていたそうで、小さな子供たちが凶悪犯の収監されて
いる刑務所の外側で遊んでいたと言うのが驚き。また、この天然の要塞のような刑務所が閉鎖された理由はコ
ストがかかりすぎるということだったそうです。確かに島なので何でもSFから運ばないといけないし、コスト
はかかったでしょうね。
(上の写真がシャワー。下はキッチン。)


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フェリーは行きは甲板でゴールデンゲイトブリッジが霧にかすむのを眺め、帰りは船底に降りてすごいスピード
で流れる海流を眺めました。
このあと、SFの波止場に戻り、ピア39でsea lion(トド?)の溜まり場を見ました。20年前からここに板を浮かべ
でトドがやってくるようにし、最高潮の頃は1500頭くらいがいたとか。2009年には突然消えて市民を心配させ
ましたが、今年は40頭くらいがのんびり日向ぼっこしたり時々喧嘩したりしていました。
SF側の波止場も風が吹き荒れてかなり寒かったです。SFはやっぱり寒い!ヘミングウェイが「私が体験した最も寒い冬はSFの夏だ」と言っていたことに納得できます。
前回はナパのワイナリーやヨセミテやカリストーガ(calistoga waterという炭酸水の出ることで有名な温泉のある保養地)なども周りましたが、そういうところはSFほど寒くはありませんでした。これらの地域もとても面白かったので、またいつか行きたいと思っています。

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