2つ前の記事で喜多川歌麿の肉筆画<月>(アメリカ、フリーア美術館所蔵)の原寸大複製画制作の記事を取り上げましたが、<花>(アメリカ、ワズワース・アセーニアム美術館所蔵)も同様に原寸大複製画を制作するということです。原寸大複製も良いですが、本物の「里帰り」展覧会の可能性はないのか?
以下、読売新聞朝刊栃木県版の記事
栃木市は江戸時代の浮世絵師・喜多川歌麿の肉筆画3点「雪」「月」「花」のうち、「品川の月」に加え「吉原の花」(縦約2メートル、横約2.7メートル)についても複製画を作成すると発表した。鈴木俊美市長が31日の定例記者会見で語った。歌麿の作品収集を進め、栃木市にかかわる芸術家の作品も集めた施設建設の計画も明らかにした。
「雪」「月」「花」は江戸時代の遊郭を極彩色で描いた歌麿の代表作の一つで、「品川の月」「吉原の花」「深川の雪」の3枚1組。3作品とも江戸時代に栃木の豪商が依頼して描かれたものだとされる。「月」は現在米国ワシントンのフリーア美術館に、「花」は米国コネティカット州のワズワース・アセーニアム美術館に所蔵されているが、「雪」は所在不明となっている。
「花」については1月中旬にワズワース・アセーニアム美術館が複製作成を承諾。市は2作品の承諾料として今年度予算1万ドルを支出する。複製はデジタルデータで収録した画像に色彩調整を施して印刷する。5月下旬から6月上旬にフリーア美術館に「花」を輸送し、両作品同時にフリーア美術館専門のカメラマンが撮影する予定だ。
鈴木市長は「歌麿が愛し、作品を残した街ということを押し出し、栃木市を活性化していきたい」と話した。

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