昨日、昔の自分に会いに行った。
タイムマシンでもなんでもなく、中学時代と高校時代の日記を持って、小学生の頃住んでいた街へ行った。一気にに振り返ってみようと思った。
各駅しか止まらない、小さな駅。
改札は、自動改札に変わったものの、昔と変わらず狭かった。駅前の店は、すでにほとんどが営業していない様子だった。
行きつけの美容院はなくなっていた。
友人の家はキレイに改装されていた。
とある同級生の家が、会社経営者であることがわかった。
相も変わらず、空き地のままの場所もあった。
私が猫に噛まれた場所には家が建っていた。
弟がよく電車を見に来ていた坂道は変わらず。
そして、私が住んでいた社宅にたどり着いた。なぜか静かで人気がない。おかしいな?と思った。建物はキレイに残っているが、どこの家のベランダにも洗濯物などない。明かりもない。植林も手入れされていない。
すっかり閉鎖してしまったようだ。
何か少し淋しい気持ちと、時代の流れを感じた。
幼稚園は変わらずあった。
それから、小学校へ向かった。
ピンポンダッシュ(死語かな?!)してイタズラしてたボロ家はなくなって、新しい家が建っていた。
弟が怖がっていた道は、雑木林のような部分が無くなり、すっきりしていた。
学校への近道(?)は変わらず残っていた。
学校付近の道路は整備され、ファミレスもできていた。この付近の同級生の家は、全く思い出せない。
小学校は変わらなかった。今考えると、遊具の充実した校庭だ。
なんだか、懐かしくて、嬉しくて、あの頃の自分なんて思い出せないけど・・・。あの時は、今より、20センチ以上小さかった。あの頃と同じだけど、違う景色。
小学校をあとにし、昔、お祭りで行った神社にどうしても行きたくて、場所に自信がなかったが探してみた。
こんなに遠くだったかな?と思いながら、もう少しだけ進んで見つからなければ諦めようと思ったその時、やっと見つけた。
夕方、日も落ち、さすがに暗くて、奥まで入るのは怖いのでやめた。
それから違うルートで駅へ戻った。
見覚えのある洋菓子店から、甘いにおいが溢れていた。
もう少し散策したかったが、仕事で吉祥寺に戻ることになった。
行き帰りの社内で、中学時代と高校時代の恥ずかしい日記を読んだ。今読むとひどく恥ずかしいが面白かった。
古い日記の中の少女は、どこにでもいる普通の少女で、夢や恋や友や家族や自分自身についていつも悩んでいた。
変わりたい、といつも願いながら。
その時の理想像に少しは近づけたのかな?
でも、本当に求めていることは、今も昔も変わらなかった。
切に願っていることは変わらなかった。
・・・何かが見つかった、そんな旅でした。


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