<< 会津林道一人旅 (五日目・第二幕) >>
天気 : 酷雨!! → 晴れっ!
再び雨脚が強くなってきた、ガスの漂うR352....。 御池ロッジを過ぎると道は旧サイズとなり一車線路の山岳国道となる。 ワタシはそこを黙々と進むのみ。 イヤという位のヘアピンカーブを切り返し、ひたすらに奥只見に向けて進んで行く。
土砂降りの小沢平を行く。 山荘も閑散としてました。
雨脚は更に強くなり、遠雷も聞こえてきた。

只見側で道路が通行止めにならないことだけを祈って、ぶっ飛ばす!!
余りの豪雨で、新潟県境の金沢橋の写真も撮れず、突き進む。 と、新潟に入った途端に雨脚が弱くなってきた。 大きな谷を右手に見て、谷筋を捲くようになると、青空も見えてきた。
新潟県境を越え、幾つかの峠を越えると晴れ間が広がった。
大きなアップダウンを繰り返しつつ、晴れ間の広がったR352をズンズン進む。 と、何やら右ヘアピンカーブの空き地に土砂崩れ跡が出てきた・・・・。 と思ったらば、それは土砂崩れではなく、ナント、雪渓の跡であった。
真ん中がトンネル状に溶けた残雪が出てきた。
これはスゴイと写真を撮りつつ、先に進むと、谷を隔てた向こうの山の沢筋に雪渓が見えた。
沢筋に残る雪渓が見事です。
(|||ノ`□´)ノ〜オオオォォォ〜!! 雪渓じゃぁ〜!雪渓じゃぁ〜!! 等とはしゃいでいてもアホらしいので、写真を撮ってさっさと進む。 日が差してきて気温が上がってきたのもあって、合羽を着たままだと蒸し暑い。 幾つかの谷を回りこみ、下降を始めると、いよいよ奥只見湖が見えてきた。
満々と水を湛える奥只見湖です。
奥只見湖が見えてくると、道はどんどん下降して、湖畔に沿う道となる。 そして暫く走ると銀山平に到着した。 奥只見側の交通規制対象区間の入り口である。 ここまで来てしまえば締め出されることもあるまいて。
ここから先が大雨等の異常気象時の交通規制対象区間です。
銀山平には、奥只見ダムへ渡る船(水上バスが正しい表現か?)の発着施設がある。
右側の箱型の建物は船のドック兼保管庫であるらしい。 左のレストハウスは閉まっていた。
写真を撮っていると待合所の施設から出船の放送が流れた。 奥只見行きの船が出るらしい。 因みに船には殆ど客が乗っていませんでした。 平日だからかな?
待合所の隣には、この奥只見の地を一躍有名にした、作家の開高健氏(故人)の記念コーナーが設置してあった。
脱いだ雨合羽を乾かしついでに、ハナシの種に寄ってみる事にした。 と言っても中は在りし日の開高さんの写真と、奥只見の魚を守る努力を讃える年表が飾ってあるだけの質素なものであった。 ワタシも開高さんの釣りに関する書籍は何冊か読んだなぁ〜。
在りし日の開高さんを偲ぶ写真が展示してありました。
外に出て、湖畔の周りを散歩していると、北ノ又川からの流れ込みのところでフライをやっている釣り人が居た。 ワタシはフライはやらないが、いづれはチャレンジしてみたいと思う。
中荒沢の上流を望めば、そこにも雪渓が残っていた。 この先に銀山平キャンプ場がある。
さて、合羽も乾いたし、そろそろ行くとすっぺか? 日差しが戻ったR352を枝折峠方面に向けて出発する。
途中、右手に分岐する奥只見シルバーラインの入り口に寄ってみることにした。 二輪車通行止であることは、先んじて知ってはいたのであるが・・・・。
ホイ、ここから先は二輪車完全通行止でございます。
銀山平に別れを告げて、先を急ぐ。 石抱橋を過ぎると道は九十九折の登りとなり、スノーシェードも現れる。
そして、程なくして
枝折峠に到着。 しかし、工事中でダンプやブルが駐車場を占領しており余り長居をする雰囲気ではない。 魚沼方面の下界も霞がかかって展望も得られないので先を急ぐ事にした。
枝折峠からの下りで、一時的にガスが晴れてこれから下る道路が見えた。
晴れ渡った夏の日差しの中、ガラ空きのR352を小出方面に向かって急降下して行く。 やはり平日は車通りが少なくていいなぁ〜。

グングン高度を下げ、振り返れば、ガスがかかっていた枝折峠も良く見える様になっていた。
そして程なくして、大湯温泉駒ノ湯山荘方面への分岐路に到着。 R352はここから先、大型車両は通行止なのであった。
時刻は午後3時になろうとしていた。 さて、本日の予定は、ほぼ完了したしこの後は湯之谷温泉にでも寄ってゆっくり汗を流してから、小出の辺りで河川敷にでも野宿地を探そうと目論み、そのまま小出方面に向かう事にした。
したらば、奥只見シルバーラインの小出側入り口辺りでイキナリの夕立....。

オイオイ、ここまで下ってきてまた夕立ですかい。 辟易しつつ、たまたま見つけたバス停に逃げ込み雨宿り。 携帯で自分の掲示板にカキコなんぞして時間を潰す。 しかし、ナカナカ夕立が止まない。 結局、30分間近く雨宿りして業を煮やして出発。 国道を1Kmも下ると、すっかり雨は上がってしまった。 先ずは風呂に入ろう。 と言うことで向かったのは、湯之谷温泉ゆのたに荘。
湯之谷温泉ゆのたに荘。 でっかいホテルの温泉でした。 ¥500也。
温泉に浸かった後は、本日のお宿探しである。 時刻は既に夕方5時を回っている。 小出まで出て探すには少々タイムオーバーか?と思い、湯之谷温泉近隣を探すが先の夕立の影響でよさげな場所には、あちこち大きな水溜りが出来ている。 このまま明日の朝も降られることを考慮すると、やはりどこか屋根がある公園の東屋辺りがベストやなぁ〜。。。 と思い国道を行ったり来たり。 ふと、そういえばR352を下って来た所、大湯温泉の先辺りに
大きな公園があったのを思い出した。 ダメ元でそちらに向かう。
件の公園はR352を挟んでどちらにも東屋があったが、BBQ場に隣接している最も良さげな場所には既にバックパッカー風の先客が居る。 ワタシも仲間に入れてと言いたいところであるが、相手の素性も分らぬと嫌だしな・・・・。 と言うことで、反対側の公園を陣取る事にした。 しかし、こちらは隣接の施設や国道から丸見えで明るい内にテントを張るのはちょっと気が引ける。 日が暮れる迄は、一人宴会でもやって時間を潰すべと相成った。
大湯公園の東屋の下が、この旅最後の幕営地と相成った。
幕営地が決まったらば、ちゃっちゃと買出しに行く。 再び国道を小出方面に戻るとアタリを付けていた、酒屋兼のなんでもスーパーに直行。 本日の夕食は盛大にやっぺ!ということで、奮発して吟醸地酒なんぞを買う。 肴はサンマの蒲焼惣菜に、またまたの生ホルモン。 それに今朝ほど会津田島のJAで買った野菜などなど。
今宵の宴は、ちょいと奮発してしまいました。
これは何か?と申しますと、JAショップで買った ”じゅうねん葉ねぎみそ”ダス。
同じく、JAショップで買った、ミョウガを切り刻んでいるの図です。
切り刻んだミョウガはそのまま醤油をかけて、ハイ出来上がり。 ワタシの大好物!
それに、同じくJAで仕入れたラッキョウなんぞ肴に暮れる夕日を見ながらの一人晩酌。 炒めてから、じゅうねん葉ねぎみそを加えたホルモンもイイ匂いを出している。 後半の最大のヤマ場であったバイクでの奥只見走破を果たし、満ち足りた気分で酒が進んで行く。 明日で、いよいよこの旅も終る。 この旅で一番長い移動になるであろうが最後まで気を引き締めて行くべと、自分に言い聞かせるのであった。
【 本日の走行距離:249km 】
【 本日の平均燃費:42.9km/L 】
(いよいよ最終日に続く....)

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