藤の花が咲いたと騒いでいたのは何時のことだったか。
花はもう散ってしまって小さな莢ができている。
これが十センチほどの大きさに育つ。
中には種がいくつか含まれている。
品種改良するにはこの種が必要であろうが
花を楽しむためだけであれば一株か二株の藤の木があれば良い。
この藤の莢は花が終わった後の藤の余韻として冬まで眺めることができる。
人類としては藤の莢はとりあえず眺めるだけの価値を見出しているが
近年は流行のバイオマスなどに使えないかと思うが
生産量は極めて少なそうだ。
淑物としての種子の生産効率も稲や大豆などと比べるとかなり小さい。
これではバイオマス燃料などの原料としても期待できない。
乗用車1台で年間1万キロメートルをリッター当り16キロメートル走ると仮定すると
使うガソリンは625リットルとなる。
リッター130円なら81,250円
比重を0.85としてガソリンの重量を求めると531.25kgとなる。
豆などからその重量の半分の燃料が取れるならば1,062.5kgの豆があれば乗用車を1年間走らせることができると考えるの素人考えの極致だろうか。
1, 062.5kgの豆を得るために大豆なら4反(4000u)程度要ることになる。
藤の莢からはとてもそれほど大量の種子を取ることはできない。
藤の種からバイオ燃料は
モネの家の庭の空想物語。


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