新学期2年生になるお子さんをお持ちのDefさんから鋭いご質問をいただきましたので、2回に分けて記事を起こしてお答えしてみたいと思います。
◆質問1◆
担任から見て「この生徒は勉強やコミュニケーションに問題がある」と感じられる場合は、この時期既に父兄に伝えているものなのでしょうか?
伝えるかどうかはおうちの方が分かってくださりそうかどうかにもよると思います。
1年生くらいだと、コミュニケーションに問題があっても、まわりの子が無頓着であまり大きな問題にならずにすむことが多いので、先生の技量で穏やかに過ごせる程度ならおうちの方には言わずにいるかもしれません。大体3年生くらいからまわりの子が気づくようになるので、もしうまくコミュニケーションが取れない場合は「助けてくれる」か「仲間はずれにする」かし始めます。どちらに転ぶかは、子ども達の心が育っているかどうかによりますので、できれば1〜2年のうちに先生と協力して、3年生くらいまでに、同じ学年の子を「助けてくれる子」達に育てたいものです。
あと、私に限ったことかもしれませんが(^^ゞ
おうちの方が「うちの子、何か迷惑かけてませんか」「この前○○したそうで申し訳ありません」「いえ、うちの子が先に○○したのですから」などと、子どもが悪いことをしてもきちんと受け止めてくださる方だと、「この人なら話をしても分かってくれるかも」と思って話す場合もあります。
例えば、担任の方から「もしかしたら耳が良く聞こえてないかもしれないので、一度検査を受けてみてはいかがでしょうか」なんてことを簡単には言えないんですよね。だって、その子にレッテルを貼ってるようなものですからね。本当は先生は、「補聴器をつけて授業がわかりやすくなったら、何度も聞き返す必要もないし、子どもが苦労しなくていいだろう」と考えているだけかもしれないのに、親は、それを聞けば「そのうち聾学校に移れと言い出すのだろうか」などと疑心暗鬼になってしまいますよね。
ですから、"家庭と学校や友達のおうちの方・地域の方などと情報交換をして、自分の子どもをみんなで育てていこうという気持ちのある親"だと先生が思わないと、本音は話しにくいだろうと思います。
クラスの中でどういう状況かは、何か理由を作って少し早めに子どもを迎えに行ってそっと教室を覗くとけっこう分かります。低学年は参観日にはみんな舞い上がっているので、日頃の学級の様子が見えにくいです。先生の対応も少し遠慮がちになっていますしね。
また、お友達の親御さん経由でけっこう正確な情報が得られることもあります。子どもは学級で事件が起きた時、自分に関係のない場合は、かなり家で親に話しています。「○○君はね〜今日こんなことして先生に叱られたんだよ〜」なんてね。お友達のおうちの方と仲良くなっていると、そういう情報を入れてくれるみたいですよ。ただ、子どもは自分が一緒に叱られたことは言わないものなので、その子の事を嘘つきだなんて思わないようにしないといけないですけどね(^^ゞ
最近は学校全体で子ども達を見ていこうという動きがあり、職員会などで気になる子については名前を挙げて話し合いが行われているので、先生方は何か気になっていれば学年の先生や他の学年の先生・校長先生などときちんと話し合い、対応を考えていらっしゃると思います。ですから、できるだけこちらから学校に行ったり先生と話したりしていくことで、いろいろな方から見守っていただいたり、何かあった時に適切な援助をしていただいたりできると思いますよ。