なんか今、ハーロック描く練習なんぞをしてるんですけどね、これがどうも上手くいかない…。いや、それを言ったらマゾーンだってまるきり自己流なわけですけどね。
これは以前、別の機会に描いたマゾーン絵に色を塗ったものです。まだ私なりに松本キャラ風にしようという意思が感じられます。似てませんが。
これ、重力サーベルを突きつけられて絶体絶命という状況ですが、念頭に置いてたのはライダーなのです。
初期ショッカー戦闘員のからみにこんなのがありました。ライダーと戦闘員の一騎討ちで、サーベル同士でひとしきり切っ先の応報が続いた後、戦闘員の得物が弾き飛ばされ、手ぶらになった戦闘員がこんな感じで硬直しちゃうのです。そして一拍の後、とどめの突きを胸やお腹にきめられてしまいます。突かれた瞬間と抜かれる瞬間に体がビクン!ビクン!と痙攣する様、空気を裂く断末魔の奇声、そして次の標的を求めるライダーに立ったまま捨て置かれる哀れな姿(場面は即座に切り替わります)、それは私にとって、理想のやられを結晶化したようなものです。…いや、もちろん”女なら”ですけどね。
もしハーロックを実写化して、あんなノリと熱演でやったら、私は興奮のあまり死んでしまうかもしれません。そんな実写版ハーロックを妄想して衝動的に描いたのがこれです。だからホルスターに見える腰の装具はショッカー式のサーベルホルダーなのです。ベレーかぶしても良かったかも知れませんね。

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