2008/11/16

開発独裁と労働価値説  日記

 アジアの政治スタイルは,日本でのみ開発独裁と称されることがあるようだ。いま逃げているらしいタクシン前首相も開発独裁のひとりとされたり,ポピュリストとされたりする。
 このポピュリスト,ポピュリズムってのは,登場した時から言われてたんだけど,よくわからない用語だ。日本でいうと田中角栄みたいなものなのか。
 労働価値説はますます正しいんじゃないかと思い返している。理論としては。
 開発独裁のスタイルは,韓国,シンガポール,マレーシアをはじめ,社会主義体制をとるベトナム,ラオス,中国,立憲君主制のカンボジア,みな同じようなもんだ。
 だから,今の社会主義体制は労働価値説じゃないんだ。地産地消のほうが労働価値説的だ。流通は価値を生まないから。資本論の最初はそう読んでいい。ケネーの経済表からウイリアム・ペティ,アダム・スミス,リカード,マルクス,ローザルクセンブルグ,これが本筋だ。抽象的に言うと,システムの外部をどう考えるのかってことだ。19歳のとき,最初に書いたゼミナール論文みたいのは,窮乏化論。資本論の23章だったかな。宇野弘蔵の資本論と切り貼りしてつくったりした。当時は,何これ,日本の経済は安定しているのに窮乏化?って思ったものだ。いま50歳を過ぎてどう考えるかというと,正しいか正しくないかということでは,正しい。でも大雑把過ぎる話だから,役に立たないってだけ。
 タクシンは,もとタイ共産党員を大臣などに据えたから,北京に愛国党の支部を開設できたとも言われる。
 世界の人口は増えて困っているのだけど,日本は人口減少社会,タイも少子高齢化のステージに突入していて,いずれ人口減少社会に向かう。経済の基調は,マイナス成長。ここまでのトレンドは変えようもなく,どんな対策を打っても変わらない。
 タイはマイナス成長に合わせて出る失業者を帰農させるつもりらしい。日本でも連合という労働組合組織が,農業へ戻ろうといっていたこともあるけど,どうなったのかな。
 そういえば,日本語教師ってのが膨れたのも,もとはといえば失業対策だったのよね。とんだオチでした。アハハ
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