皆さん、「キョウボウザイ」ってご存知ですか?
このブログの常連さんや、リンクをさせていただいているブログ管理人の皆さんには、もう既にご存知の人も多いかと思うが、まだご存知でない人もおられるかもしれないので、ここで簡単に解説しよう。
以下に、
『雑談日記』の管理人・SOBAさんが制作された「キョウボウザイクイズ(入門編)」というバーナーを勝手に拝借して貼る。7問のクイズで、「キョウボウザイ」というものについて、簡単に学べる。
まずはチャレンジを。
さて、どうだったか? あなたは何問正解だったか?
この「キョウボウザイ」、今の国会で審議中だという事実、さてご存知の方はどれだけおられるかな?
これは本当にどえらいものが、審議中だ。しかも「週明けには、審議をめぐる与野党の攻防が山場を迎える」という話まで出ているから、二度びっくりだ!
こんなものが成立したとなれば、どうなるか?
想像するのも恐ろしくなってくる……ホントに。
例えば、仲間内の酒席で、つい酔った勢いで「あの○○課長、ムカつくなー。いっぺん、どついたろかー」などと口走れば……それでアウトだ。
密告やでっち上げもしようと思えばいくらでもできるんじゃないか?
それとSOBAさん、「4月30日現在共謀罪取組政党別マスコミ別評価バナー」というのも作られた。これも参考までに、勝手に拝借して、以下ご覧いただきたい。
しかし、私の知人・友人に聞いても「そんなものが審議中とは知らなかった」という人が結構いた。
それはそうだろう。これほど我々の生活にも直結するような大問題を、マスコミは全く……というわけではないが、ちょっとしか報じないからだ。
何故!?
日本の大手マスコミは何をしてるのだ?
生活に直結するような大問題といえば、今年6月(来月じゃないか!)に道路交通法が改正されるのもご存知だろうか?
読者の皆さんの中にも、普段から車やバイクを使っている人もいるだろう。というか、道路交通法は、我々(全国のあらゆる老若男女)の生活に最も関わりの深い法律の一つである。それが改正されるということと、その内容を一部でも知っている人がどれだけいるのだろうか? また、マスコミはそれをきちんと国民に伝えているのだろうか?
道路交通法の改正点のひとつが、駐車違反等の交通違反取り締まり業務を、それまでの交通警察官や交通巡視員だけでなく、一部の民間警備員(業者)にも委託する、というものである。もちろん、民間への業務委託と言っても、法定の研修なり訓練を受け、必要な公的資格を得た人たちにのみ委託されるのだろうが。
しかし、それでも「これはおそらく、大変なことになるぞ」と、私は思う。
まず民間業者というものは、少しでも多くの成果を上げようとする。これは善悪理非の問題ではなく、資本主義という社会システムがある以上は、どうしてもそうならざるをえない。
すると、どういうことになるか。業務を委託された警備員(業者)は、よりより高い業績を、しかも数値に出して示そうとする。つまり、より多くの「取り締まり実績」をあげようと、従来よりさらに厳しく、駐車違反などを取り締まろうとする。
となると、従来は取り締まられることがなかったようなケースまで、取り締まられるようになりかねないのだ。ほんの数分間、極端な場合では一分ほど車から離れただけで、違反切符を切られる……そういう事態も、冗談や誇張でなく本当に起こりかねないのだ。
「私には関係ない」と言い切れる人はどれだけいるだろうか?
皆さんは、車に乗っている時でも、ちょっと用事(待ち合わせや買い物、トイレなど)で車を離れることはないだろうか? 駐車禁止の標識が付近にかかっていても、ついつい停めてしまう、あるいはどうしても停めざるをえない場合だってある。
さらに言えば、宅配業者の皆さんはどうするのだろうか? こんなのでは仕事にならないだろう。しかしこんな法律、日通や佐川急便、クロネコヤマトなどの宅配業者は反対しなかったのだろうか?(注1)
「キョウボウザイ」といい、道路交通法の改正といい、本当に肝心な、国民生活に関係の深いことが国民によく知らされないまま、決められていく。
もう一度言う。
マスコミは何をやっているのだ? 何故、こんなことを伝えない!?
前からわかっていたこととはいえ、もうテレビや大新聞だけを見ていればいい、という時代ではないのだろうな。
(注1):
なお、その話をある先輩にしたら、以下のようなことを言われた。
「いや、おそらく大手の運送会社のトラックだけは、適用除外許可証をもらったりとか、影響を受けないようにしてあるんと違うか? むしろその方が、大手の宅配屋さんにとっては、新規参入業者を排除できて都合がいいかもしれんよ」
さて、その先輩の予想は当たるだろうか?
今の段階では私にはわからないが……。