ちなみに,計算機や計算尺がなくても,近似値ならば三角関数や指数関数や微積分,要するに高校数学や簿記程度の計算は簡単にできます。
計算尺を実際に使ったことがあれば分かると思いますけど,あれは目盛りがすごく読みにくい。遠視の親父はあれが嫌いで,電卓が発売されると大枚はたいて買ってきたのを今でも覚えています。その電卓は次のを買ってくると私のおもちゃになり(現在の 100円ショップで売ってるのと同じ8ケタ電卓),近似値でいろいろな関数の値が出ることを覚えてノートにまとめた記憶があります。<小4〜5くらいかな?
要するにゲンバでは円周率も 3.14 で良いし,17+34 なんて計算も暗算でせずに約数で 20+30 で十分なんです(笑) 私は子供の頃からこんな調子で横着こいていました。(工学では直線補完法なんて言ってますが)
似た例だと,(a+b)(a−b)=a^2−b^2 という公式を知っておけば2ケタ3ケタの掛け算は簡単にできます。56×64 なんてのが典型例です。こいつを {(56+4)-4}{(64-
4)+4}と分解して,(60-4)(60+4) とすれば,60^2-4^2 でおしまい。
丸暗記というと,これから一番大切になるのは2の累乗と2ケタの数の2乗でしょう。2^10=1024≒10^3 とか,16^2=256=2^8 なんてコンピュータでは最低限知ってないと困ります。
円の面積も 0.785×直径 でいいんです。半径rなんて高校数学で考えれば良いんです。面白いことに,原油の比重が 0.785,オイルの比重もだいたい 0.785,鉄の比重も 7.85 ですから,農学・工学・薬学では最低限知ってないと困る近似値でもあります。
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