2008/10/12

手筋と格言について  ゼロからの将棋初級講座

序盤・中盤・終盤に分けることが出来る一局の将棋で
かなりの割合を占める中盤戦を、相手より優位に進めることが出来れば
勝利はググッと近づくことになります。
勿論、序盤で大差を付けて勝つこともあれば、終盤戦での大逆転で勝つこともあり
それも将棋の醍醐味とも云えます。
しかし、中盤戦を有利に進めれば、序盤戦のリードを更に広げることも出来ますし
終盤戦もギリギリではなく、余裕を持って迎えることが出来ます。
そうすれば、勝つ確率もグンと上がろうと云うもの。
この章では
その中盤戦を有利に戦う為のテクニック・・・「手筋」を勉強していきましょう。
また「手筋」に付随して、有利に進める為の方向性を示した「格言」
一緒に勉強していきましょう。

さて、「格言」というものは、70個前後あるようです。
前後としているのは、古くて通用しなくなったものもあれば
新しく生まれたものもあるからで、正直云えば何個と断言出来ないのです(苦笑)。
その70個ある「格言」のうち、この講座でも14個ほど登場しています。

・ 金は引く手に好手あり
・ 金底の歩、岩よりも固し
・ 銀は千鳥に使え                ・・・以上  第3話 参照
・ 桂馬の高飛び、歩の餌食
・ 下段の香に力あり
・ 一歩千金                    ・・・以上  第4話 参照
・ 二枚換えなら、歩ともせよ
・ 開戦は歩の突き捨てから           ・・・以上  第9話 参照
・ 香の田楽刺し                  ・・・以上 第16話 参照
・ 敵の打ちたいところに打て          ・・・以上 第21話 参照
・ 金はトドメに使え                ・・・以上 第42話 参照
・ 難しい詰みより簡単な必至         ・・・以上 第70話 参照
・ 玉飛、接近すべからず            ・・・以上 第85話 参照
・ 守りは金銀三枚、攻めは飛角銀桂香   ・・・以上 第86話 参照


これだけのものが登場していたのを、気が付いていましたか?
そしてザッと眺めてみると、あることに気が付きます。
そう。
ほとんどのものが、駒の使い方についてのものですね。
「手筋」= テクニックならば、「格言」= テクニックとも云えます。
「手筋」「格言」を並行して解説しようというのは、そういうことからなのです。
次回からは、駒別に「手筋」「格言」を解説していきましょう。
まずは「手筋」・「格言」とも一番多い、「歩」についてからです。

それでは、次回をお楽しみに!!
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