行政は自殺者を減らす気はないよ

2009/1/8 | 投稿者: きちゅー

昨夜の顛末。
寝る前に自分のブログをチェックしたら気になるコメントが。
そう。コメント欄でいつもおなじみの五十嵐さんのである。

「酒匂川に、死体が上がったってニュースでたら、おいらのことだから。」
・・・こんなん書かれたら、気になって眠れないではないか。

メルアドが公開されてるので、とりあえずメールしてみる。
と、エラーで返ってくる。アドレスが間違ってるらしい。
何度か試してみたがダメであった。

うーむ…と考えた末、ネットカフェに問い合わせてみることにした。
検索かけたら小田原のネットカフェ2件ヒット。
1件に電話をかけてみる。
「五十嵐さんて方が来てませんですかね?」
そしたら、
「うちは特に氏名確認等しておりませんもので…出入り自由ですし。」とな。
そうなの!?ネットカフェて犯罪とかの温床になりやすいからって身分確認を推進してるんじゃないの?
数年前に名古屋に行ったとき、フラッと入ったネットカフェで、身分証明書出せって言われた上に会員証まで作らされたのに。小田原はゆるいなー。
で、もう1件のネットカフェに電話をかけてみると、こちらは繋がるものの誰も出る気配なし。もう夜中1時半過ぎてるし、寝てるのか…?

うーむ…ともう一度考えて、こういうときにはどうすればいいのか、とふと考えてみると、とりあえず警察署に電話してみたらいいんじゃないか、向こうは24時間営業だし。と思いついた。
で、小田原警察署に電話しましたよ。

そしたら、気のよさそうなおっちゃん警官が出て、
「うーん。まだ事件というわけじゃないみたいだから、こちらとしてはどうしようもないねぇ。」
と。
「警察としてネットカフェを探すってわけにはいかないんでしょうかね?」
と聞いてみると、
「うーん、こういう場合は事件じゃないからねぇ。」
「こちらからはIPアドレスしか分からないんですよ。そこから居場所を突き止められないでしょうかね?」
「うーん、こちらではそれはちょっとできかねるねぇ。」(多分このおっちゃん警官はそもそも『IPアドレス』の意味が分かってないと思われ。)
「酒匂川に飛び込むみたいな、自殺をほのめかすような書き込みなんですよ。」
「うーん、酒匂川の周りはいつもパトカーとかで見回りしてるしね。(もうこれで万全の体制といわんばかりの言い方であった。)それと一言で酒匂川といってもね、ホラ、上流に行かれたら、こっちの管轄も違ってくるしね。山形の最上川と同じで、いろんなとこ流れてるからさー。」
そ、そういう問題か…?てか、酒匂川と最上川の規模って全然違うだろうが。
「まぁそういうことでそちらが何もできないというならば、こちらでブログ上で呼びかけてみるしかもう方法がないですけど…。」
「そうだねぇ。そういえばアナタ、山形から電話かけてくれてんの。エライねぇ。そっちは雪降ってる?今年は少ないのーへぇ〜。ところでその自殺するかもしれない人は病気なの?はーぁ。」
などと一通り世間話と、躁うつ病の説明をして終わり。
警察がIPアドレスから居場所や身元を割り出すのは、殺人の予告等第三者に危害が加えられる恐れがある場合に限られてるのかもしれん。

一時、コメント欄にアタシの携帯のメアド載せました。携帯なら枕元に置いてるから夜中にメールが来ても気づくしね。

が、顛末は本人が明け方にコメント追加してくれて一件落着です。

皆さん、アタシはこのようにおせっかい気味です。自分でできる範囲ですが、やれるだけのことはします。がしかし、このように限界があります。
そして、自殺しそうな人がいる、といっても、いまいまビルから飛び降りそうな人とかでない限り、警察は全く動きません。

しかし、一時の感情の高ぶりで死を選ぶのは本当にバカバカしすぎます。
病気が回復してくると、つくづくそう思います。「死にたい」と思う感情こそが病気だったのだと。
死んでから後悔しても遅いし、なによりも自分より周りの人に迷惑をかけたり、後悔の渦に放り出します。

アタシは友人、知人を自殺で失ってる。ホンマに「自分は助けてやれなかった。」と悔いることの方が多い。二度とこういう思いをしたくないし、同じ思いをする人を減らしたい。

「死にたい」発作が出たら、自分ひとりで抱えこまずにまず吐き出してください。いい吐き出し場所があります。それは「いのちの電話」。アタシも以前お世話になったことがあります。
全国いのちの電話
http://www.find-j.jp/zenkoku.html

東京のいのちの電話は24時間無休なので、どこからでもかけられます。
東京いのちの電話 03−3264−4343(24時間)

ちなみに、一部ではこの「いのちの電話」を一行政機関と思ってる人がいるらしいが違います。キリスト教から始まった、純粋なボランティア団体(社会福祉法人)です。

心配かけるのはいいんです。それを後で悔いていただくためにも、他の苦しんでいる人の役に立てるためにも、今は生きるための行動をしていただくなり、治療に専念するなりしていただきたいのです。

今日のニャニゴ:日光浴。1月の太陽は貴重だから浴びとけ浴びとけ。
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2009/1/10  23:37

投稿者:きちゅー

>Redder than Bloodさん
市役所主催の鬱セミナーですか。こりゃうつ病患者対象なんですかね。どうもうつ病社員を抱える企業の人事担当者やうつ病患者家族なんかが対象のような…だってこれじゃうつ病本人なんて行けないのは明白ですし!
それにしても貧血にいろんな種類があるとは知らなかったです。こないだちゃんとした(?)検査をして、異常なしと言われてホッとしてます。

http://moon.ap.teacup.com/kityur/

2009/1/10  5:35

投稿者:Redder than Blood

バセドウ病持ちの、製薬企業の研究員(薬剤師)として追加のコメントを。

バセドウ病のエントリで、
 ・血液検査で、医師が白血球を気にしていた
 ・貧血と診断された
 ・貧血と鉄
という内容を拝見いたしました。

ご存じかもしれませんが、これはメルカゾール服用開始から2ヶ月間に、「まれ」に生じる副作用について、医師が注意を払っているためです。

もし、「発熱」または「のどの痛み」を感じたら、風邪だと思って自己処理せずに、担当の医師に告げてください。

もし症状が出たとしても、ほとんどの場合は風邪ですし、医師も目を光らせている様子がうかがわれますので、まったく心配する必要はありません。

また、貧血には幾つか種類があり、必ずしも血中鉄分が関与するわけではありませんので、医師に聞いてみてください。 

メルカゾールの情報ソースを載せておきます。
あくまで、不幸にも見逃されてしまったケースです。
医師と患者が注意していれば、まったく問題ありません。

・2007年10月改訂の添付文書(PDF)。 警告(赤字)が改訂箇所。 添付文書は薬局で頼めば、もらえます。

http://www.chugai-pharm.co.jp/hc/di/scholar?cPanelId=900006&bPanelId=1900002&productPageId=pdSheet_mer_t


・その1年後(先月)。
 (↓ コピーして、検索してください。)

「メルカゾール錠5mg」「メルカゾール注10mg」 の無顆粒球症発現について





2009/1/10  4:08

投稿者:Redder than Blood

久しぶりにこちらのブログを覗いてみて、感動しました。

まずは、8年間、躁うつ病を患っている者としてのコメントを。


会社に勤めながら、鬱に苦しんでいた時に、市役所主催の社会人向け鬱セミナーを見つけました。 早速申し込もうとしたところ、
 ・全4回すべてのセミナーに出席することができ、
 ・都合がつかなくても代理人の出席は認められず、
 ・かつ面接選考があります。
と言われました。

その4回のセミナーは、同じ月の毎週水曜の14〜17時 (つまり平日の日中)という設定でした。

 鬱に陥るような環境にいるサラリーマンで、そのような条件の厳しいセミナーに参加できる方がいると思っているのでしょうか? そのあたりの事情を懸命に説明しましたが、結局、参加することはできませんでした。

 後日、そのセミナーは20人という少人数であるにもかかわらず、締め切り日を過ぎても、募集を続けていました。


年間の交通事故死者が7000人を下回り、逆に自殺者が3万人を突破して、その主な原因に鬱が関わっているとが判明しています。

しかし残念ながら、当事者を理解せずに創られた対応策は、当事者にとって何の救いにもなりません。


私自身、1人で病気について悩み続け、

「死にたい、死ぬなら手首ではなく、首の頸動脈を切ろう。 でも、その後の家族や友人・知人の気持ちを想像すると、それもできない。 ただ、消えたい。」

と思いながら、ひたすらベッドに籠もり、良い夢を偶然みることだけが救い・・・・というような月日をどれだけ味わってきたことでしょうか。

だからこそ、今回のような助け合いの心に、感動せずにはいられないのです。


2009/1/10  0:03

投稿者:きちゅー

>nyaonyaoさん
そうそうその通り!病気は事実で変えられないけど楽しく生きる術はあるはず!協力申し出ていただきありがとうございます!

>ちゅんさん
初めまして!そーですか、胃が痛くなりましたか…。元相方はんは自分もうつ病で病気については理解がある方でしたがそれでも大変だったと思います。また読みに来てください。分からないことがあったらコメント欄でいいので聞いてください。

>kaionさん
警察はホンマに腰が重いですね〜。でも本当に何もなくてよかったです。

>ピコさん
好きになっていただいてありがとうございます♪警察は頼りになんないっすねぇ。

>風なぎさん
人生いろいろありますが、神様仏様の思し召しがない限り死んじゃアカンのであります。命は大切に〜。

>徳井さん
徳井さんも「いのちの電話」に助けられたんですね。私も働いたらそういうお世話になったとこに寄付とかしたいですね。

>ぴんくのらんどせるさん
体調は崩しませんよ。こういうおせっかいを焼いても大丈夫になったくらい回復したということでしょう!しかし迷惑おじさん、大変ですね…。

>五十嵐さん
許すも許さないもないですよ!生きてくれて、ここのブログを読んでくれて、コメントを書いてくれただけで充分なんですよ!ほらみんな心配してるでしょう!なんで、またいつもと同じようにコメント書きに来て下さいね。

>ゆみゆみさん
いい子ですか(笑)。そうそう、このブログを読んでる人の多くは五十嵐さんみたいなことを少なからずやっちゃったり1度ならずも思ったりしたことのある人ですので、みんな分かってくれますよ。

http://moon.ap.teacup.com/kityur/

2009/1/9  22:35

投稿者:ゆみゆみ

きちゅーさん、いいこ過ぎ(泣

そして、五十嵐さんのコメントも切なくなりました。
すごくわかりますから。みんなわかってくれてますよ、きっと。

http://blog.livedoor.jp/yumico_i/

2009/1/9  18:29

投稿者:徳井

よかった!
これからはいのちの電話とか、各都道府県にある精神病院の救急とかに相談したり、場合によっては駆け込むのもありですよ。社会資源は関東ならかなりあると思うので。

2009/1/9  17:59

投稿者:五十嵐

きちゅーさんと心配をおかけした、大勢の皆様へ。まず私はブログを持ってません。なので大変申し訳無いのでが、図々しくも、このきちゅーさんのコメント欄をお借りして、謝りたいと思います。お騒がせして、またご心配おかけして大変申し訳有りませんでした。特にきちゅーさんには、どう謝ればいいかも、どう償ったら許して頂けるかも分かりません。ごめんなさい。ただ、これだけは理解して頂きたい事があります。私が思いとどまったのは、ネットカフェで読ませて頂いた、私と同じ躁鬱病の方のブログやコメントです。私が心に負った深いキズはきちゅーさんを含むその方達のメッセージが徐々に癒やして下さいました。病気とは何の関係もないような言葉でさえ、私に思いとどまらせる勇気を与えて下さいました。ありがとうございました。もう二度とこのようなバカな真似はしないよう心に誓いたいと思います。本当にごめんなさい。そしてありがとうございました。五十嵐。

2009/1/9  16:34

投稿者:ぴんくのらんどせる

きちゅーさん、!
そこまで突き止められて警察へ・・・
本当にお疲れ様でした<m(__)m>
体調崩されないようにと願うのみです。

しかし、警察はこういう時、全く役に立ちませんT_T
近所に40過ぎの男性の方がおられるのですが
罵声怒声物を壊す(家の)はては、両親を傷つける
ことまでしていて、通報されて
何かと警察がやってきますが(救急車も来る)

何もできないです。

ケガなどを負わさない限り、
(家族も含むかちょっとわかりませんが)
警察、動けないんですね。(法律)

町会や民生委員さんも近所のおばさんも
困ってるんですが、市役所も法律のため
タッチできないのだそうです。
↑それでも、地域が生きてるから助かるんですが。

安易な言動も、気の知れた友なれば、多少は聞き流しも
できるのでしょうが、ともあれ、
尊い命を失わずによかったと思います。

しかしきちゅーさんの動きの迅速さ。
すごすぎです。

http://ameblo.jp/pinku-no-randoseru/

2009/1/9  15:49

投稿者:徳井

きちゅーさん、お役所仕事の被害にあって大変ですね。

そんな中で、他の人のメッセージに心配して対応するやさしさが、きちゅーさんにしっかりした肉親や友人、知人が多ことに関係してるんだろうなーと思ってます。

自分自身、うつ状態の時は「消えたい」を越えて何度も「死にたい」になりました。薬の効果もなかなか出てこなかった状況下で、「いのちの電話」には何度もお世話になりました。自分の住んでいるところは、いつも話中なのでいろんな所にかけて、やっと奈良の「いのちの電話」の担当者の人に話を聞いてもらったり。結構奈良県にある支所にはお世話になりました。
企死念慮が落ち着くまでの、自分自身の命をつなげるものとして本当に助けられました。
「いのちの電話」は、きちゅーさんの言われるように、行政がやってるものではなく、定年退職した人などがボランティアで研修を受けてやっていることが多いです。自分は、就職決まったら、募金などで協力していきたいと思っています。

2009/1/9  10:47

投稿者:風なぎ

きちゅーさんがそこまでしていたなんてビックリ!
やっぱりきちゅーさんって心優しい人なんだね♪
私も五十嵐さんのこと心配していたよ。。。
人生色々あるもの…死にたくなるときってあるよね。。。
でも、きちゅーさんが言うように命は大切にしなきゃね!

私もきちゅーさんから元気をもらってる者の一人で〜す!

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