今日、とある生徒のレッスンをしようとしたら、前のレッスンの子が鉛筆と色ペンを忘れていた。
「まだ間に合う!!?」
と思って追いかけようとすると、次のレッスンの中1の子が
「なんで追いかけるん?そんなんいいやん」
といった。
「え?でもまだいるかも...」
といって私は走っていったけど、もう帰ってていなかった。
でも,渡せなかったことより、
彼女のその言葉にすごくショックだった。
本当に、
「なんで追いかけるの??そんなことしても無駄だよ」
というのが表情にでも出ていた。
そういう感情もあるんだ...と思った。
彼女はこの春から前の先生の引き継ぎでみてる子なんだけど、学校でいろいろ問題があり不登校、ということだったのですが、
この2ヶ月は学校はあわない原因は聞いてたし、レッスンは楽しく来てるようなのでそこまで気にしてなかったのですが、
今日の出来事で、すごく、いろいろ感じました。
「なんで追いかけるの?」
ときいたとき
「追いかけようとは思うけど、面倒だなあ..」
という気持ちとは明らかに違う
「追いかける意味が判らない=なんで追いかけるの?」
と思う、
彼女の感情の中に
「人の気持ちを思いやるなにか」
が、かけてる様な気がして、すごくショックだった。
3歳児でも、相手を思いやるという感情のある子は沢山いる。
40歳でも、相手のことを考えられない人もいる.
以前、ピアノの師匠に
「実年齢じゃなく、精神年齢にあったレッスンをしなさい」
といわれたことがあるが、本当にそうだなーと思った.
ホント,4歳でもすごく、こちらのいってる意味を感じ取れる子もいるけれど、その逆も多々ある。
で、ふと、前からブログに書きたかったことを思い出した。
今年の春の2ヶ月くらいだけ、朝に決まって乗る電車があった。
いつも乗る時間も車両の扉も、だいたい決まってしまってたのですが、
その車両に初めて乗った時、途中からとても大きい犬が乗ってきた。
初めびっくりしたけど、それは盲導犬で、周りの人達はもう慣れてるようで、満員電車の中、いやがる人も一人もいないどころか、犬とお話しするような感じの車内の雰囲気だった。
そして、乗り換えの駅で、その盲導犬の飼い主の男性が降りられるようで、私は
「え??この満員の中、ちゃんと降りれる???」
とすごく心配してたら、一人の男子高校生が彼の肩を組んで、乗り換えの階段を上がっていった。
びっくりと同時に、なんかすごくすごく嬉しくって、ジーンとしてしまった私だっただが、
どうやら彼の日課になってるようで、その次の日も次の日も
いつも、彼がエスコートして降りていった。。。
で、ある朝、男子高校生の彼がいなかった。
どうやら春休みのようで...乗り換えの駅に近づいた時、すごく心配になって男性に
「一緒におりましょうか?」
と言いかけた私...
でも,その声の前に、若い女性が彼の腕を組んでエスコートしていった。。。
そうだよね〜あの満員電車だとちょっと勇気なさそうに声掛けるより、
きちんと「行動」に移さなければ...
いう前にやらなければね...と自分自身で思ったと同時に、
それをした彼女をすごいなー...と思った...
そして。。。
きっと私だけでなく、あの電車内のみんなが、きっと同じ気持ちで、彼のことを心配してたんだなー...と思ったら、すごくすごく嬉しくなってきて、朝からうるるん、、、としてしまった。。。
きっと優しさの伝染病ってあるんだと思う。
私も、実は、高校生の時、とある演奏ゼミである女の子がハンカチを忘れて帰っていった時、一つ下の女の子が走ってビルの下まで追いかけていった。。。
正直、その時は、すごくびっくりした。
明日もゼミはあるんだし、私だったら
「追いかけてまで渡しにいく」
ということを、その時は全く発想しなくって。。。。
。。。それなのに、彼女は、たった一枚のハンカチの為に、走って追いかけていったことにショックだった.
「なんて自分て、思いやりがないんだーーー」
と感じた.
周りに優しい人がいてくれたら、少しは、自分も優しくなれるような気がする。。。
今日の、私の生徒も、
そういう行動もありだよ、
ってこと、少しは頭にインプットしてくれたら嬉しい。。。