さる1月28日土曜日、青森市の「ぱるるプラザ青森」で高村薫氏の講演会が行われました。
高村氏といえば、私の大好きな合田雄一郎シリーズ、「マークスの山」「照柿」そしてかの「レディジョーカー」を世に送り出した作家、超実力派社会派人気作家ではありませんか!
敬愛する高村氏に直に会うことが出来るとは…!!
千載一遇のチャンス。
ええ、何をおいても出かけてきましたとも。鞄の中には何度も何度も読み返した「レディジョーカー」の単行本を入れて。片道一時間半の雪道運転もなんのその。いざ、鎌倉ではなく、いざぱるるプラザへ参上つかまつりました…!
定員1000人弱の客席がなんと満席状態。ロビーではコンサート会場さながら高村氏の著作「晴子情歌」「新リア王」など著作が販売され、飛ぶように売れています。
青森という、こんな僻地にもかかわらず、高村氏の人気の高さを目の当たりにしたようで、開演前から完全に興奮状態の私。。。
そして午後一時、講師紹介を終えて、いよいよ高村氏が壇上に現れました。
第一印象は「小柄な方なんだ……」というもの。
骨太の小説を書かれるのと、著者近影の写真から、勝手にもっとがっしりした女性かと思っていたのですが、実際の高村氏は150センチ前後の小柄で線の細い方でした。
黒のタイトなパンツスーツにシンプルなシャツがとても似合っておられて。
しんと静まり返った会場に、マイクを通して高村氏の第一声が響きました。
「高村です。ええ……今とても緊張しております」
仰るとおり、少し緊張にかすれた、しかし耳に心地よい低音の声でした。
(その2に続く)