
お似合い。
かたち
ちがえど。
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0630
起床。雨。秋の深い雨。
朝はまず線香(お香)をたてる。
沈思。
TVでは昨日の九段の森を映し出していた。
宰相たるものが昇殿もせずに賽銭を投げたという。
無礼極まる所作。見苦しくおぞましき姑息。
眼を瞑る。
今朝は社の森も雨だろうか。
つと、鬼籍の父のことを想う。
父と一緒にいった場所はそんなには多くない。
大阪の天王寺動物園。
京都の雲嶺庭。
九段の靖国神社。
早稲田の大隈講堂。
所沢の航空公園。
中野の料理屋『天水』
十指にあまる。
ある秋の日。彼は靖国神社の一の鳥居から遠く本殿を拝んだ。
使えぬ右手を左手と会わそうとしながら。
形は整ってはいなかった。が、礼の作法に失落はなかった。
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