10月17日(火)機内泊→18日(水)柏泊 20日目
ホテルの精算を済ませて、すぐに空港に向かった。
フライトはやはり長かった。
シンガポール経由だから20時間くらいかかる。
飛行機の中で映画を3本くらい観た。
いまどきは一人にひとつの画面があるのですね。
高度や、今飛んでる地点や、あと何時間何分で成田に到着するのか、
すべて表示される。
そして1分の狂いもなく、ちゃんと到着するのだから感心する。
仕事のこと、次の生活のこと……
旅行が終わったら、次のことに向き合わなくてはいけないな、
と、欧州から遠ざかり、アジアに戻っていくうちに、
気持ちは覚悟のようなカタチをとっていった。
成田に着いたら、空港や駅や電車の中で
自分のことしか考えてない人々を見て、私は初めて孤独を感じた。
ここが今度の私のステージになるから過敏になっているのだろうか。
帰ったら、3週間前に見舞った95歳の祖母が亡くなっていた。
母は、祖母の家に期限付きで住んだらどうか、と言ってきた。
なんというタイミングだろう。神の計らいだと思った。
この流れには目の前に舟まで用意されているように感じた。
実家に出戻ることには抵抗があったが、
ここはそうした方がいいんだと感じたし、
これも親孝行だから、という母の言葉に押されて、うなずいた。
それから近所の温泉に行き、父行きつけの鰻屋へ行った。
☆
これで2006年私の北欧旅行の記録はおしまいです。
計らずも年末に合わせるように終了できることを
まずまずのタイミングと喜んでおります。
書ききれなかった思いや、こぼれてしまったささやかな発見
(公園に犬のフン用の袋が設置されている、とか)なども残ってはいますが、
いざパソコンに向かうと、体裁を整えるのは案外と困難でした。
どうぞお許しください。
時間を見つけて、少しずつ本文に加筆していくかもしれません。
ここまでおつきあいくださいまして、どうもありがとうございました。
またどこかで。
