2010/4/20

ワークショップを用いた都市再現効果に関する考察  修士論文 本文

修士論文の考察の手法に悩んでいます。お昼ごはんのときに先生が言ったことは、
@論文のタイトルをとりあえずつくる
Aタイトルにあわせた目次をつくる
です。

そのあと、15時くらいに院生の部屋に来て、
いつもどおり、「ゼミまでにやっといてねー」っていわれた。
先生は、
『ワークショップによる都市空間形成の手法についての考察』
はどう?
って言ったけど、都市空間が形成されるのは、
ニュータウンなどは除いて、
自然に行われることだと思う。

だから、
『ワークショップを用いた都市再現効果に関する考察』
はどうかなと思っています。

「手法」でとめておけば、「効果」について話さなくていいけど、
「効果」を言うためには「手法」ももちろん必要。
たぶん、ワークショップという方法がまだ最近の手法で、
それについては、みんなどういう結論を出していいのか
模索しているんだと思う。
だから、「効果」の考察が
アンケートやヒアリングになりがちなのかな。

来週のゼミまでにすることは、
@去年の中間発表の資料を入手する
Aタイトル&目次をとりあえずつくる
B都市を考察する手法の既往研究を調べる
 キーワードは「都市」の他に何かもうひとつほしいかな。



今日のゼミでの発表資料↓↓


1.既往研究の調査
1−1.既往研究における主なワークショップの考察方法
これまでのワークショップやまちづくりの手法を評価する手法としては、アンケート調査が目立つ。しかし、アンケート調査は、参加者やワークショップ運営関係者といった回答者の主観的・感情的な側面が指標になっており、別の地域でのワークショップや同じ地域の異なる内容のワークショップへの応用は難しいと考えられる。ワークショップの結果は予測できても、過程までは予測が難しく、イレギュラーな部分を抽出しモデル化することは困難であるからだ。

1−2.既往研究におけるインタビュー調査
具体的なワークショップを事例として取り上げた既往研究において、参加者やワークショップ運営関係者のインタビューは興味深いと感じられた。その理由として、集計されたアンケート結果だけでは把握しきれない部分を具体的に知ることができたからである。

1−3.既往研究調査概要
・梶山篤史・仲間浩一(2003) 「総合学習の時間を活用したワークショップにおける参加意識を高めるための方法に関する考察」 日本都市計画学会都市計画論文集No.41-3 pp271-276
アーティストを迎え、北九州市門司区地蔵面地区の施設整備や利用に関してワークショップ形式で提案内容をつくっていく。参加者は小学生とその担任。運営組織の参加意識について、アンケートやインタビューから考察している。

・田中晃代(2008) 「地域協働型まちづくりにおける市民提案のための『場』のデザインの変遷と行政支援のあり方」 日本都市計画学会都市計画論文集No.43-3 pp385-390
この論文における「場」の定義は、「創造やアイディアを生み出すための双方向の情報交換としてのコミュニケーションの場所」としており、都市やまちにおける考察ではない。

・坂東裕介・木下光・丸茂弘幸(2007) 「阿波踊りにおけるパフォーマンス空間の変容に関する研究」 日本都市計画学会都市計画論文集No.42-3 pp31-36
阿波踊りが「ワークショップ」であるとは言い難いが、イベントで都市に一時的に空間を創出する点ではワークショップと共通している。阿波踊りは、社会学・民俗学・歴史学の観点から論じられたものはあるが、空間という観点からは、この研究がはじめて取り上げている。阿波踊りは都市構造の変化や観光化から、地域コミュニティの盆踊りという枠を越えて公共空間へ進出するようになった過程を空間的な変遷からまとめている。考察としては、「祭りが均質化した都市の個性として重要な役割を果す」と論じられている。

2.研究の方向性
2−1.ワークショップと「空間」について
事例調査からワークショップの有効性や今後の課題などについて考察している既往研究がほとんどで、ワークショップと空間の関係性に言及したものは今のところ見当たらない。

2−2.論文タイトル
『ワークショップによる都市空間形成の手法についての考察』
『ワークショップを用いた都市再現効果に関する考察』・・・など
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