照明も、音響も、更に相手役さえもいない…
そんな舞台で二時間・・・
考えられない・・・
もんのすごい舞台を見てしまいました・・・
イッセー尾形さん。
度肝を抜かれたのは、幕間の着替えまで見せちゃうこと
今回はオール新ネタだそうで、全部で6人ぐらいのキャラクターを演じてくれました。一人のキャラクターの芝居が終わると、次のキャラクターの衣装に着替えます。スカートやらズボンはもちろん、体型を変えるためにお腹の詰め物やら肩パットが入ったボディスーツを付けるところ、カツラの交換、メイク直しまで、わざわざ舞台の端で照明を当てて見せちゃう☆
その時だけは、静かに音楽が流れます。
初めは何だか異様な雰囲気でした。だって観客みんなで、人の着替えを覗き見してるみたいで
でも、そのうちみんな慣れてきて、次は結婚式か

とか、ヤクザか

なんて服から予想しながら見てたりなんかして・・・
着替えが終わると照明が消え、一人芝居の一段高い舞台にスポットが当たり、あっという間に次の芝居が始まる。
年老いた大工の棟梁、喫茶店で顧客と待ち合わせしている会社の社長

婦人、会社の祝賀パーティーの受付を命じられた新入社員、どうも夜逃げしたらしい、怪しい女の人、インチキ話を小学生に語り聞かせる、昔なつかしの紙芝居もどきのオジサン、高架下でラジオの中継歌番組をしている歌手・・・
なんとも珍妙なキャラクターを次々と演じていく・・・。
不思議なことに、一人だという気がしないの。
相手が見えてきてしまう・・・。
ううーーーーーむ・・・
すごい


着替えの間も人目にさらされ、息つく暇もないのに・・・セリフ忘れたりしないのかなあ
もちろん、尾形さんには、見えない相手が見えていて、キャラも気持ちもバッチリ作っているんだろう。
それにしたって、お客の気持ちをつかむ、あの呼吸、間の取り方・・・
絶妙です
恐れ入りやした


尾形さんの写真撮ったのに、ボケちゃった・・・
・・・本を2冊も買ったのに、サイン、握手の長蛇の列に負け、そそくさと帰ってきたヘチマでありました

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