SEEDS OF HOPE IN JAPAN
希望の種を日本に
7月、その想いを受け、おやじさんらと共に蒔いたひまわりの種は、ゲレンデの丘で大きくそして優しくたくましく育ち、それぞれに輝きながらお日様を仰いでいた。
クズと呼ばれる植物の茎にバックブリーカーや、ヘッドロック、万字固め、多種多様な技をかけられながらも、目立つことなく静かに立ち、剛なる力を制していた。
かっこよかった。つい、「いかすがやひまわりくん」って声をかけている自分がいた。
クズさんには悪かったのだけれども、ひまわりさんにあんきゅうに過ごしてもらいたくて、草刈り機で彼らを追っ払ってしまったけど、彼らが咲かせる花の美しさは繊細でもあり力強く妖しくもあった。
そんな彼らと対峙しながら、守るべきひまわり君を、オウンゴールのごとく犠牲にしてしまった。
強い日差しの中、見る間にしおれていくひまわり君。
家に連れ帰って水を与えた。
元気になって、今最高に美しく咲き誇っていてくれる。
8月の石巻。全てを流されたその後にけなげに息吹いていたひまわり。
僕の心に強く刻印されたその姿は決して忘れることは無いのです。
ま〜るいお月様が照らす中秋の宵に思う。欠けたり満ちたりしながらきれいな和ができるんだ。
お月様ありがとう。

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