T大付属の内分泌外科では久しぶりのエコー、その後は密かにアラレちゃんと呼んでいるK医師の診察。
結果をプリントアウトしたのを見せてもらうと、前回、いやはじめのはじめから、全くと言っていいほど風景は変わらない。 ただ、悪性と言われるものの数は3個になったけれど、大幅に見え方が変わったわけじゃない。
専門機関だから切らずにフォローしろ言われれば、それはできる。 でも、切ってないのはホントのホントに手術ができない人、他の臓器のがんが見つかるなどでこちらの手術が後回しになってる人などで、積極的?温存というのはほとんどないということだ。
前回も言われたように、年齢が60歳を過ぎたあたりで、以前にあいまいだったままほったらかしになってたものが大きくなったり、よりタチの悪い種類のがん(未分化がん)に変化してしまったりして、慌てて手術してたいへん、ということでこの病院に来る人も多く、手術ができればいいけれど、そのときには何らかの理由で手術できない状況ということもあるし、それが心配なの、と眼鏡越しに諭される。
リウマチそのもの、頚椎の状況、体力、いろいろな話をしていくうちに、がんを取り除いておけば、将来的に
生物学的製剤を使えると思うという意見が出てきた、ほほー?そうなの? 甲状腺がんは再発が少なくないし、数十年という期間にわたって注意する必要がある→切っても切らなくてもどっちみち使えない、と思ってたんだけど。 これ、プラスポイントかも。 まあ、悪性腫瘍と生物学的製剤の関係はまだはっきりとした結論が出ていないし、今回の話も正確なのかどうかはわからないが。
いままで、今でも毎日がこんなにしんどいので、これ以上しんどくなるのは勘弁してほしいと思ってきた。 でも、どっかで絶対切らなければならないと
仮定したら・・・リウマチになってから体力はずっと下り坂だし今後体力が高まるとも思えない、60歳になったらもっとしんどいだろう、来るべき更年期の間に手術しなければならなくなったらそれもしんどいだろう。 自分をとりまく状況もこれ以上良くはならないだろう、親はもっと歳をとり、夫も歳をとる、今でも色々あるのが、もっと色々あるかも、あるだろな。
ただ、その
仮定の正しさ加減がわからない。 甲状腺微小乳頭がんは危険度が低い、悪くならない保障はないが、悪くなる保証もない。
自覚症状が何もないのに、臓器を切り取られて、傷や不自由さが残る、この理不尽さに納得がいかない、がんとはそういう病気なんだなぁと思う。 100%健康と感じていた人にはなおさらだろうなあ。
症状オリエンテッドなリウマチとはまた違う。 無論どちらが偉い?病気だということはないが。
がん専門のG病院のセカンドを受けたときには、悪性なのは1個だけだったれど、今の状況で再度S医師の意見を問うたらどんな答えなのだろう。 でももう、再度行こうという気にはならない。
I病院でも、
T大付属でも、さんざん検査も説明も受けたし。
要は、わたしの「Yes」ひとつで、Goなのだ。 今までもずっとそうだったように。
ところで、こんなに説得されながらも、K医師は残念ながら今は執刀していない。 ので、執刀するであろうT.O医師の予約を取ろうね、という運びになった。 そのときまでに、手術をするかしないかを決めとくってことにしたらどうかな、と。 もちろん、そのときに、やっぱ切りたくない、ってことになっても迷惑はかからないという前提の下に予約を入れてもらう。 空きがあるのは10月だ、うわ、やっぱり混んでる〜。
わたしは今、活動のレベルが低下しまくっていて、どうせ家にいても寝てるだけ、ライブのメドも立たない。 そんな今だからこそ、いっそのこと切っちゃうか? ううーん・・・