はるか昔に関節リウマチを発病した当初、診断を下した町の開業医さんから、ステロイド(メドロール)を処方されてしばらく服用していた。
その
初診の証明が必要になった時点ですでにかなりの年数が経過していて、大きな痛手を負った経験がわたしにはある。
町の開業医さんでは、たいていカルテは数年で破棄されていて記録がない。(医師法24条1項では保管義務は5年) 医院を受診していた証拠として、診察券、薬袋などが残っていればと言われたが、そこは診察券を出さないシステムだったし袋ももうなかった。 「せめて(リウマチとわかる)薬のパッケージだけでも残っていたら」と言われて、悔し涙を流したものだ。
時は流れて・・・直近のステロイド(プレドニゾロン)の卒業からもう3年近く、実は、飲みガラ全部を保管してあった。 あのツマヅキがトラウマとなって、捨てられなかったのだった。
しかし、最近ではお薬手帳、薬局の説明プリントなども手元に残っているし、今の病院ではカルテも現存している。 証拠は充分ではないか! だいいち、プレドニゾロン=関節リウマチ、とは限らないしほんとうに証拠になるのかどうか?
こぢんまりと暮らす我が家、いつも混み合っている楽器周り・書籍に加えて、最近は父関連の書類が増殖し始めて、収納場所もなくなってきたので、いよいよ捨てる決心をした↓
↑小ぶりなダンボール箱にぎゅう詰め、揺すれば面白いほどどんどん詰まって、ぶちまけたらこんな風景(^^;
ちなみに9年あまり服用しているリウマトレックスのカラのほうはまだ保管してある。(その薬袋のほうは先日捨てました(笑)) こちらは週一回でそんなにかさ高くないので。 しかも日付が記入してあるし、万一何かの時には証拠になる?
でも、
初診日の証明って、ほんとにほんとに大切です。 発病してから何らかの手続きが必要になるまでの期間が長くなりがちな関節リウマチでは特に。 転院、病院の廃業、カルテの破棄にあってしまうと、そこで救済の道が閉ざされてしまうことも多々あります。 みなさん、ほんとにほんとにお気をつけください。