映画『男はつらいよ』山田洋次監督、渥美清主演。東京都葛飾柴又『帝釈天』の参道でくるまやという団子屋を営むおいちゃんとおばちゃん夫婦。主人公の寅次郎には母親の違うさくらという妹がいる。毎度フーテンを決め込む寅次郎がたまに故郷に帰ると、なぜか周りの人を巻き込んで騒動が持ち上がる。
という設定で四十八作が作られた場所の葛飾柴又へ寅さんに会いに行った。
駅前広場には映画そのままの寅さん銅像が大きなスーツケースを持って、足は駅方面を向き上半身を振り返させて立っていた。
『帝釈天』の参道は駅からすぐ。映画では屋号を変えてあるが門前商店街はそのまま。くるまやの舞台となった『高木屋老舗』で土産の団子を買い一串食べた。歩きながら、せんべいや蕎麦団子も食べる。
『帝釈天』を参拝。正式名称は経栄山題経寺。日蓮宗。寛永六年(江戸時代)日忠上人創立。立派な大きなお寺だ。参拝客多し。
江戸川河川敷まで歩き『矢切の渡し』場を見る。風があって乗る勇気が湧かない。
『寅さん記念館』では、映画にまつわるあらゆる物が展示してあった。
近くの『山本亭』で抹茶寒天とお茶を頂く。大正末期から昭和初期に建てられた、カメラ部品製造の創立者、山本栄之助翁の自宅で、葛飾区が取得して一般公開している。
また『帝釈天』へ戻り『手打ち蕎麦』を頂く。美味、美味。
駅近くまで戻ったところで思いがけず『お会式』に遭遇。老若男女が大飾りや笛太鼓で練り歩きながら『帝釈天』へ向かって行く。
葛飾柴又は寅さん一色。二十四年に及ぶ映画の撮影で、商店街も寺院も寅さんご利益が今も続いている。渥美清氏の冥福を祈る。