新しい年の初めに考える  

 
 思索と読書と執筆……。年末年始の在宅気分の静けさ。
「新しい年の雰囲気」など味わってみたい、と人混みへ出かけてみたい気持ちもあるが、いずれ、仕事が始まればいやでも出かけなければならない。
「人間ニンゲン」は「人間ジンカン」とも読む。
 あるいは「人間ヒトとヒトのアイダ」とも。

 街は賑わっているだろう。そして、「自分時間」の中の人たちは穏やかで優しいだろう。
 そんなヒトたちに逢うのは嫌いではない。
 やがて、たちまち「他人時間」というようなるつぼの中へ放り込まれる時がやってくる。
 何時に出勤、何時に会合、何時にミーティング・打ち合わせ……雑然としていて混沌としている、「他人」あっての状況が迫ってくる。
 靴音を鳴らし、ハイヒールの音を響かせて乗り換えを急ぐ、ヒトをかき分け、突きのけて急ぐ。
 電車の中は、右も横も前も後ろも「おとなのおもちゃ」を指探りしているヒトヒトヒト。
 ヒトに逢いたくない時も多いが、ヒトのアイダで生きるのが「人間ジンカン」。

 静かさは、長続きしない。
 やがて、街へ出かけなければならなくなるその時まで、「自分時間」の中で自分と向き合っていよう。



「沢尻エリカが離婚した。これをどう思う」

 そんな質問がどこかにあった。

 どうしてこんなことが気になる
 他人の行動をああだこうだ、っていう生活は貧困そのもの、と思うけれどねえ。


 幸せを外に求めれば求めるほど、心が落ち着きをなくし、いらつき、不安と失望に揺れ、他人を気に懸けて、本当の幸せからどんどん遠ざかってしまうんだ。
 心が穏やかであれば、ゆとりや寛大さも生まれ、周りの人や他の生きものにも優しくなれる。
 自分の心と自然との調和。優しさと思いやり。気配りと、時には自分のすべきことへの集中。
 それこそが地上に真の幸せと創造をもたらすだろう。


 二度童子(わらし)」とか「赤子帰り」と呼ばれる老人性痴呆、いわゆるボケは、まだ決定的な原因の究明はできていないが、いくつかの予防法、歯止めはあるそうだ。
 その第一は、ものごとに感動すること。
 月が出る。「ああ!美しい」と感ずれば心配ないが、「あしたも出るわいな」は危ない。


 人間は種々(いろいろ)なものに縛られているから、自分で自分をまで縛らなくても好(い)いじゃないか。森 鴎外(『青年』)

Dramatic CD Collection「恋は淫らにしどけなく」

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2013/1/2

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