Book SORDメンバーズnote
岡山駅西口商店街のど真ん中(と思っている)古本屋の
店長・店員祢坂・バイトの法典(+DEn君時折出没?)がつづる、
ちょっとした小話的…
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2009/10/25
「…うん」
ネタ
気が付けば雨が降り始めていた。車のエンジンの音だと
思っていたソレは、店を出ただけでは気が付かなかった。
耳をそばだてて、注意深く…単なる違和感で終わりそうな、
気配のような薄さ。昼間と違い視覚では捕らえきれない
雨の軌跡は、微かな光の残像にもなれず、ただ地面に集まら
なければ存在さえも主張できない。自身の体を砕く音だけを
響かせるのみ。刹那に添えるのなら大気に染み渡るように−
殺した息の様にしんしんと降り積もる。
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投稿者: 祢坂
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