地球の愛し方「ことばのそら」 というイベントに行って来ました。
このイベントは愛地球博閉幕1周年記念事業の一部で
人々の「願い」それをかなえるための「約束」を
みんなで見てみようという企画。
歌人の枡野浩一さんのトークも無料で聴けるというお得なイベントでした。
会場のアスナルホールには
あらかじめ市民のみなさんから集めた「願い」と「約束」が
壁につるされたタペストリーにずらっと書かれておりまして
きれいなライティングがほどこされていました。
その文字たちに囲まれてイベントが開始されました。
私はかんたん短歌で知り合った
宮田ふゆこさんと志井一さんと並んで
段ボールでできた三角の椅子(枡野さんお気に入り)に腰掛けておりましたが
ちょっと遠慮がちに2列目なんかに座っていたところ
「一番前へ座って後ろをあけてあげてね」
と枡野さんから指示をいただいてしまいました。
枡野さんと3人の女子大生の方が前に座って
それぞれの「願い」や「約束」を短歌にしたものを披露しつつ
それに関してのトークをされていました。
たとえば、一人の女子大生さんが
アパートのお隣さんと玄関のドアを開けるタイミングが同じだったときに
お隣さんが即ドアを閉めてしまって気まずい
ということを短歌にしてました。
この短歌、上手だな、と思ったんです。
覚え切れてないので書きませんが。
「いい部屋みつかっ短歌」だな、って思いました。
緊張しておりまして記憶が曖昧なのですが
枡野さんの短歌は
ひとのためになることをするのは自己満足なのだ
と、箇条書きにするととんでもない内容になってしまう気がする短歌でした。
自己満足なのだ、で終わるのではなく
自己満足だと知ってひとのために何かしましょう、
と、いう意味なのだと思いますが。
トークの中で
「名古屋のコーヒーにはなぜ豆がつくの?
おかわりすると、また持ってくるのはなぜ?」
「名古屋の味噌カツは小でもなんであんなに大きいの?」
という疑問がありまして
結論として
「名古屋はお得感が大事なんですね」
とおっしゃられてました。
周囲のタペストリーにある「願い」と「約束」を
枡野さんが短歌化されたものをいくつか披露されていました。
願い:奥さんとうまくやっていきたい。
約束:家でできる仕事は、家に帰ってやる。
というものの短歌の時には
「家に仕事を持ち込む男性をどう思われますか?」
なんて女子大生さんに質問されてました。
「(この発想は)危険ですね」とも。
奥さんの意見を聞いてみないとわかりませんが。
家でできる仕事の人はいいよな、と
動物園の飼育係さんは思うだろうとか思っていたのは内緒。
他にも
妹が痩せるようにこれからはご飯の代わりにストレスを与えます
という内容のものとか
髪の毛が生えるように毎日わかめを食べます
といったものをとりあげて
短歌になる発想というもののヒントをいただいた気がします。
それが、小さな事から・できることから、願いをかなえていく
と、いうことに繋がっていくのではないかな。
いきなり地球を美しくしたり
いきなり温暖化を防いだりではなくて
まずはお隣さんと仲良くすることから、なのかなと。
イベント終了後、
会場の隅で「かんたん短歌の作り方」を販売。
もちろん枡野さんがサインをしてくださいます。
そして会計係は志井一さん。
私も列の最後尾に並んだのですが
見本用に自筆で筆名の「振戸りく」と書きましたところ(ああ、悪筆……)
枡野さんは「本名ですかー?」と。
「いえいえ、まさか(笑)」と笑っておりますと
「なんて読むのかな、ふりとさんかな?」とおっしゃいまして
横から志井一さんが
「ふれどりくさんです」とひそやかに言ってくださいました。
ありがとうございます、志井一さん。
「ふれどりっくからきてるんですねー」と枡野さん。
その会話ができただけでも筆名を書いてよかったと思う私。
宮田ふゆこさんと子供話に花を咲かせておりましたら
お昼をご一緒させていただけるということになりまして
いや、もう、ドキドキでした。
色々とお話があったのですが
「いい部屋みつかっ短歌」の審査の話が一番かな。
枡野さん、本当にすべての短歌をごらんになっておられるそうです。
いやー大変なお仕事だ。
たくさんたくさんあるんだそうです。
でも、たくさんたくさん応募して欲しいそうですよ。
みなさま、応募です!
何首でも!
そして、20万円をGet!
新しい本のお話もされていました。 (イベントでもその後でも)
楽しみですねー。
10月・11月で 3冊出版されるそうですよ〜。
雑談では、ひつまぶしが「お得感」満載な食べ物だという話も。
その後、また
「名古屋はお得感を大事にする」という結論に達しました。
ああ、まだまだ書き足りないことがいっぱいあります。
おそらくまだ続きますので
よろしくおつきあいください。