<いつかチェチェンで会いましょう!>
〜チェチェン映画を観て、語り合って、史上初のチェチェン語による児童映画作りに参加しよう〜
主催:「いつかチェチェンで会いましょう」実行委員会
日時:2005年5月7日(土) 開場12時00分〜
場所:熊本国際交流会館 大ホール
12:00 開場
<第一部 これを見たら人生が変わる(?!)映画上映 >
12:30〜14:30
『春になったら』 (10分) / 『金色の雲は宿った』 100分
<第二部 語り合おう、いつかチェチェンで会うために>
14:45〜16:30
●スライド上映:
「カザフスタンのチェチェン人」 by 本橋成一(写真家)
(熊本日日新聞連載「いつかチェチェンで会いましょう」の世界)
●トーク: 「いつかチェチェンで会うために」
本橋成一(写真家)×姜信子(作家)×オレンジ・ぺコ(熊本の高校生達)
入場料:
大人 1500円(当日 2000円)
高校生以下 1000円(当日 1200円)
問い合わせ:
090‐1366‐9458(チェチェンイベント事務局)
メールの場合は amnet55@hotmail.com
<映画紹介>
「春になったら」 カラー/9分/2003年

作者 ティムール・オズタミール 監督 ザーラ・イマーエワ
編集 サミール・ケリモグル 制作 エルミラ・サメードワ
日本語訳・字幕製作 岡田一男
1999年秋に始まった第2次チェチェン戦争を目撃した子どもたちの描いた、膨大な量の絵を元にアニメ化した作品。地下壕に息を潜めた子どもは母親に聞いた。「いつになったらこの戦争は終わるの?」「春になったら」という母親の答えに子どもは平和な春の訪れを夢見た。
「金色の雲は宿った」35mm/スタンダード/カラー/100分/1989年

原作・脚本 アナートリー・プリスタフキン 監督 スラムベク・マミーロフ 撮影 V・パステルナーク 音楽 エジソン・デニーソフ
1944年、モスクワ郊外の孤児院の多くの子どもたちとともに、双子の兄弟コーリャとサーシャは列車で、豊かな幸せな国だというコーカサスへ向かっていた。しかし、彼らがたどりついた村に人影はなく彼らがまず目撃したのは、コーカサスからカザフスタンへ強制移住させられるチェチェン人を満載した異様な列車の列だった。その村での日々、同じ年頃の双子の兄弟を持つ美しく優しいレギナ・ペトローヴナが、コーリャたちに何かと目をかけてくれた。一方、チェチェン人の一部は山にこもって抵抗を続け、ロシア兵との銃撃戦も絶えず、子どもたちはいつも危険に晒されていた。そんな折り、ロシア人とチェチェン人との衝突でサーシャは殺されてしまう。放心状態のコーリャは、孤児となって一人取り残されていたチェチェン人の少年アルハズルト仲よくなり、二人は兄弟となのって、憎しみ合っている大人たちから互いの身をかばいあうのだが・・・・。
<さあ、われわれも、歴史上初めての、チェチェン語による子ども映画「スカースカ(おとぎ話)」の制作に関わろう!>
〜「いつかチェチェンで会いましょう!」企画趣旨〜
チェチェン人女性ジャーナリスト ザーラ・イマーエワが、アムネスティ・ジャパンの招きで、チェチェン戦争の現実を子どもたちの眼を通して描いたドキュメンタリー「子どもの物語にあらず」を携えて、日本各地を訪ね歩き、熊本にもやってきたのは2003年秋のこと。このとき、ザーラ・イマーエワと知り合った作家姜信子と写真家本橋成一は、昨夏、アゼルバイジャンに亡命中のザーラ・イマーエワとともにカザフスタンを旅しました。
カザフスタンは、1944年に、コーカサスから50万人のチェチェン人が追放されてきた地です。そして、いままた、戦火を逃れて多くのチェチェン人がカザフスタンに流れてきています。カザフスタンで、姜信子、本橋成一、ザーラ・イマーエワは追放と戦火を生き抜いてきた人々の声に耳を傾け、その声のなかに明日への希望を探りました。
戦火を生きるチェチェンの人々が、世界で唯一の平和憲法を持つ日本に寄せる希望と期待の計り知れない大きさを知りました。
戦争で世界各地にチェチェン人が離散することで、数千年の歴史と伝統を持つチェチェンの文化と言語が絶滅の危機に瀕していることも知りました。ザーラ・イマーエワをはじめとする亡命チェチェン人が、チェチェン文化再生のための孤独な闘いを繰り広げていることも知りました。
亡命中のザーラの旅の資金は、熊本の人々からのカンパによりました。そこで、
(1)ザーラからの熊本の人々へのメッセージを携えて帰国した、姜・本橋の両名によるカザフスタンの旅の報告、
(2)より深くチェチェンを知るための映画上映
(3)チェチェン戦争とはけっして対岸の火事ではないということ、日本の現在と未来にも深い関わりのあるきわめてアクチュアルな問題であるというメッセージを送り出すこと
(4)絶滅に危機に瀕しているチェチェン文化再生のためのカンパを募る といったことを目的に、多くの人が集う場を企画しました。
カンパは、
@現在 ザーラ・イマーエワが亡命地のアゼルバイジャンで製作中の史上初のチェチェン語による子ども映画「スカースカ(おとぎ話)」の製作資金として、
A在カザフスタン チェチェン文化協会のチェチェン語教室運営資金として、活用されます。
「いつかチェチェンで会いましょう!」
これは、今は、戦火のために訪れることのできないチェチェンに平和な日々を一日も早く取り戻すために、失われつつある文化に新たな息吹を吹き込むために、共に考え、共に行動する私たちとチェチェンの友人たちの合言葉です。

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