渋一2インフォメーション
私立 渋谷第一学園2にご来場、まことにありがとうございます^^
ここは管理人まあが運営する空想キャラクターによる学園ストーリーサイトです。
空想と現実の区別のつけられない方、残酷なシーンを好まれない方はご遠慮ねがいます。
作品共同制作者 nov さん
novさんの渋一オリジナルイラストはhttp://moon.ap.teacup.com/applet/egoistcity/msgcate2/archive

ここからお好きな小説をお選び下さい。
池袋カーディス、 討伐!撫子組、 羅刹、 羅刹第二部、新世代闇巣女子学園、 シブイチ狂想曲、 特別企画、
以上、特別企画3作を含む9作品を公開中です。

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お待ちしております^^
渋一学園校長 浜崎幸一
祝 渋一20万アクセス達成!! キャラクターイメージ
novさんから祝20万アクセス達成のイラストを頂きました^^
11月30日(火)真紀のみ画像変更 修正版をnovさんより頂きました。

渋一レギュラーの5人?が勢ぞろいですね。 novさん、ありがとうございました^^
私立渋谷第一学園2サイトの開始からまもなく5年・・・
開始当時と比べると現在は週1回(または2回)という超亀ペースでの更新ですが^^;
これからも時間がある時にコツコツと続けて行きたいと思います。
応援していただいた皆さん、本当にありがとう!

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クロサワレイを追加しました 登場人物紹介
shibuichi present's
新世代闇巣女子学園
主要キャラクター紹介(10/01更新)


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佐藤 蓮
渋谷第一学園高校1年
本作品の主人公
犬猿の仲と言われる渋一と闇女。
パーカーの少女による暗躍により再び両校は最悪な関係になってしまう。
これに異を唱え休戦協定を提唱する蓮。
一時は闇女の総裁クロサワも蓮の呼びかけに応じたのだが・・・
クロサワに反旗をひるがえす離反者が相次いでしまう事態に。
果たして蓮はどのように動くのか。

佐藤翔太
蓮の歳の離れた弟 小学生3年生
学校帰りに拾ってきたミニチュアダックスの子犬を家で飼おうとするも蓮に叱られ家を飛び出してしまう。
公園のブランコで一人途方にくれる翔太に声をかけたのは今まで誰一人として心を開くことがなかった闇女総裁クロサワであった。
二人はミニチュアダックスの子犬くぅを通じて知り合った。
ラストシーンのクロサワや、くぅの最期を考えると運命的な出会いを果たした二人なのだが悲しい結末が待っていた。

パーカーの少女 雫
渋一と闇巣の間で暗躍し両校を戦争により共倒れにさせようと企んでいる。
彼女は現在、渋一にも闇女にも属さない一匹狼。
そんな彼女には両校に深い恨みを抱く悲しい理由が存在した。
今シリーズ最大の悪だが最大の被害者でもある。
その理由は回を進めるごとに明らかになっていく。

墨田 凛子
闇巣女子学園1年
灰島、赤尾、紫苑と共に闇巣四天王を結成、天下取りを狙うも
総裁クロサワレイに敗北、下僕4人組とされてしまう。
家はアクアショップを経営、時々父親から店番をさせられることも。
コンビニのトイレで偶然出会った蓮に一目惚れ。
以後、あの手、この手で蓮の気を引こうと必死になるのだが、彼女は真依子の存在を知らない。
果たして凛子の恋は成就するのか?

クロサワレイ
闇巣女子学園第三代総裁。
「新世代闇巣女子学園」シリーズでは最大の核となるキャラクター。
闇巣最上階にある総裁室はいつのまにか西洋人形の館と呼ばれる様になっていた。
無数の西洋人形に囲まれたこの部屋の中心に存在する人物こそが闇女総裁クロサワレイである。
誰一人心を許さない冷徹な人物と思われがちだがミニチュアダックスを愛する一面も。
ミニチュアダックスのくぅを通じて蓮の弟 翔太と心を通じ合わせる。
この事がきっかけとなり渋一との歴史的休戦協定を実現させるのだが・・・
武器はパラソル、そして無数の西洋人形を意のままに操ることが出来る黒魔術の使い手。
すべてが謎に包まれた彼女だが最終話では驚愕のその正体を明かす事に。
その他のキャラクターも随時追加していきます。

最終話 ウチ・・・帰りたくないよ シブイチ狂想曲
(真紀は梨沙の異変に気がついていた。
いつも陽気な梨沙が仲間たちを前にしても、はしゃぐ事が無い。
時より笑顔も見せるが、どこか作り笑顔の様なのだ。
「何かあるな・・・」
その時、梨沙が席を立ち上がり部屋へそっと入って行くのを見逃さなかった。)
真紀>梨沙・・・
(真紀も席を立ちあがり梨沙の後を追おうとする。)
三治>あれ真紀さん、トイレっすか ?
じゃあ、お供します^^
(真紀に声をかけた三治の耳を引っ張るみちる。)
みちる>こら三治 ! !
デリカシーの無い事、言わない。
ギュウウウ! ! ! !
三治>あ・・痛たたたたたた! ! ! !
ご・・ごめんなさい〜><
(梨沙が入っていったのは熊倉邸の二階の奥。
ここが梨沙の部屋になっていた。
閉まり切ったドアの前に立つ真紀だがノックをためらう。
しばらくするとティッシュを取り出し鼻をかむ音が・・・)
真紀>・・・梨沙ぁ?
入るよ。
(静かにドアを開ける真紀。
梨沙は慌てたのか振り返ることなく、鼻をかんだままのティッシュで目を覆った。)
真紀>どうしたぁ? 泣いてんのか?
梨沙子>真紀ちゃん・・・
ウチ・・ウチ、まだ帰りたくないよ。
(梨沙子は真紀に抱き付き泣きじゃくった。
真紀は「ついにこの時が来たか・・」と思った。
梨沙子は美香との交換生徒。
時期が来れば戻らなければならない。)
真紀>梨沙・・・泣いてんじゃねーよ。
こっちまでもらい泣きするじゃんか。
(真紀の目も赤くなっていく。)
これでお別れってわけじゃないし。
梨沙子>(こくりとうなずく梨沙。)
(その時、階段下からみちるの声が)
みちる>梨沙ぁ? 何してんだよ。
あんたのお好み焼き、みんな待ってるから。
真紀>梨沙ぁ・・みんな待ってる。
梨沙子>そ・・そうだった・・ウチのお好み焼き、みんなに評判ええし(笑)
しゃあ! !
(部屋から飛び出していく梨沙子だが・・・
勢いあまって階段から落ちてしまう。)
きゃあああ! ! ! !
あいたたたたた・・・><
真紀>ったく・・ドジっ子は変わんないか^^;
(それから数時間後・・・)
熊倉校長>(カラオケのマイクを握り)
え〜・・・あ〜・・・う〜・・・
宴もたけなわではございますが・・・ここで皆さんにお知らせがあります。
芹沢美香くんが半年ぶりに我が校に復帰します。
みちる>美香・・美香が戻ってくるって^^
三治>良かったっすね^^
梨沙子>・・・・
(みんなの嬉しそうな表情を静かに見つめる梨沙。)
中根>と、言う事は梨沙もあっちに帰るって事よね ?
みちる 三治>えっ・・・
(シーンと静まり返る一同。)
熊倉校長>梨沙くん、挨拶を・・・(マイクを渡す熊倉。)
梨沙子>ホントに色んな事を勉強させてもらいました。
みんなと終業式を迎えられないのが残念だけど・・・
いつの日かまた帰ってきます。
大人になったら、またこの街に来て商売するがウチの夢なんで。
中根>お好み焼き美味いよ^^
みちる>お好み焼きは超一流だもんね^^
三治>毎日食べに行くっす^^
梨沙子>グスン・・(涙ぐみながら)
ウチは・・ウチはシブイチが大好きです! !
シブイチ・・シブイチ最高ぉ! ! ! !
(数日後、新幹線の中に梨沙子の姿があった。
窓から見える景色をみつめる梨沙子の表情は
やんちゃ少女から一回りも二回りも成長した大人の女性に変貌を遂げていた。)
シブイチ狂想曲 完
『シブイチ狂想曲はカゼコイさん主宰の「物語の館」とのコラボ作品です。』
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第45話 明かされた究極奥義 シブイチ狂想曲
真澄>(大樹寺の病室を訪れた真澄。
大樹寺は一瞬、驚いた表情をするが真澄からすぐ目を離し窓際の外の景色を見つめていた。)
久しぶりね・・思ったより元気そうじゃない ?
大樹寺>・・・
(しばし沈黙の時が流れるが耐えられなくなったのか大樹寺も口を開く。)
ええ。 もうじき退院だそうです。
真紀・・真紀ちゃんから全て聞いているんでしょ ?
真澄>あの子は何も言わないわ。
でもあの子の負傷箇所を聞いた時、確信したの・・・優香ちゃんだってね。
大樹寺>先生(真紀の父・・故人)がいない今、肋骨折りを使えるのは真紀ちゃんとアタシしかいないから。
でも真紀ちゃんの精神力は凄い。
あの大怪我で手術後、すぐにアタシの所に戻ってきたのだから・・・
にも拘わらずアタシは彼女のスピードについていけなかった。
結果・・この有様。
こんなアタシを笑いに来たんですか ?
真澄>(首を左右に振る真澄。)
それは違うわ。
謝らなければならないのはこっちの方よ。
塾生の俊くんを助ける為にあなたは格闘術を使ったのよね。
結果、相手は大怪我をした。
でもね、それって正当防衛だとアタシも思う。
大樹寺>アタシも ?
真澄>それでも彼(真紀の父)はそれを良しとせずあなたを破門した。
あなたの人生を狂わしてしまったのは、やはり大西家だと思う。
真紀は最後まであなたをかばっていたのよ。
そしてパパと口論の末、家を飛び出していった。
本当にあなたの事、大切なお友達と思っていたから・・・。
それだけは信じてあげてちょうだいね。
大樹寺>! !
(まるで金槌で頭を一撃された様な衝撃にかられる大樹寺。
知らなかった。
自分が破門になった直後、真紀がアタシをかばって先生に・・・
そんな事も知らずアタシは真紀を利用し、そして傷つけたのか。)
真澄>あなたの人生を狂わしてしまったこと・・・
本当に本当にごめんなさいね。
(深々と頭を下げる真澄。)
大樹寺>そんな・・悪いのはアタシです。
ホントにごめんなさい。
(大樹寺は泣きながら真澄に抱き付いた。)
真澄>優香ちゃん・・・
(しっかりと抱きとめる真澄。
「もう全てを話ても良いだろう・・・」と真澄は思った。)
あなたの知りたかった究極奥義・・・
それはね、肋骨折りにあるの。
大樹寺>・・・・
真澄>肋骨を破壊したのち、臓器まで破壊する。
これが大西流究極奥義よ。
大樹寺>真紀ちゃんは使えるのですか ?
真澄>真紀はすでに究極奥義をマスターしている。
だけどね、あの子は決してそれを使ったりしないわ。
大樹寺>・・・・
真澄>それを使えば人の命を奪う事になるから。
だからこそ真紀は「究極奥義なんか知らない。」と言ったんでしょうね。
あの子は自ら究極奥義を封印したの。
きっと墓場まで持っていくつもりなんだと思う。
大樹寺>(自嘲気味に笑う。)
アタシが真紀ちゃんにかなうわけがない・・・
アタシはどうやっても肋骨まで到達するのがやっとだから・・・。
(真澄が帰った後、大樹寺は窓から見える夕日を見つめていた。
ついに知った究極奥義の秘密・・・
だが自分ではどうしようもない手の届かない物である事を悟った今、
何年も前からのどの奥につっかえていた物がようやく取れた・・・そんな感じがしていた。)
「いつか真紀ちゃんに謝ろう」そう思う大樹寺であった。
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