
アントニ−・ワイルド著 白揚社
コーヒー好き必読の書
思わずスタバでコーヒーを飲むのをやめようかと思ってしまう内容だ(スタバだけが悪いわけじゃありません 念のため)
四大培煎業者がコーヒー栽培農家からの買取を牛耳っている結果、コーヒーは生産コスト以下で買い取られ、農家に支払われる対価はコーヒー一杯につき多く見積もっても1円そこそこだという
その源泉は、そもそもコーヒー栽培は植民地支配と奴隷労働による搾取産業だということだ
まさにコーヒー版「女工哀史」「蟹工船」だ
しかしこの本は世界史、地理、政治、経済の本かと思うほど専門的、多角的に書かれていて著者のアントニ−・ワイルドという人の教養・見識の深さを感じずにはおれない
"coffee a dark history"というのが原題だ