太鼓叩きの視点で作るから面白い!−“Leo”へ向けてのプロセス(3)  2018 "LEO"

ダンスとの作品で一番難しいのが、どこにどのように太鼓を設置するかです。

簡単に言えば、場所取り。

もちろん、作品性や何を表現するかによりますが、太鼓が端っこに追いやられて、視覚的にも音楽的にも太鼓らしさが活かされていないパフォーマンスは寂しいものです。

しかも、太鼓演奏は大きな動きを伴うので、それがダンスの動きと重なるとガチャガチャしてしまいます。

個人的には音楽性を伴っていない視覚的な要素だけで構成されたステージが苦手なので、まずは音楽の流れをきちんと作って、それからシーンごとに太鼓の配置を何度も練り直しています。

また、振付はできませんが、ダンサーの動きの質やフォーメーション、動線のアイデアを出して、踊るスペースに制約が生まれるとしても「そこに太鼓がある」意味づけをしていっています。

太鼓と踊りが一つになる(写真:ミラノ)

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今はやりの映像を駆使することもなく、実にアナログなのですが、「あ、それあり!」というアイデアによって、重々しい太鼓たちがいろいろな表情を見せてくれると思っています。

実は、盆踊りの「櫓の太鼓と踊り」の構図ってすごい装置だなと思っていて、天と地が繋がり、太鼓の波動がセンターから全方向に広がり、その波動の中に踊りの輪ができる。

もう完璧です!

私の公演を「次世代型祝祭パフォーマンス」と銘打っているのも、負けられないぜ!という思いから発したのでした。

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酷暑の夏。叩いて踊って乗り切ろう!



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