祭り体験がないゆえに(3)  祭り体験がないゆえに

アフリカはこれまでに12か国を訪れています。サハラ砂漠の北か南で大きく異なりますが、あれだけの大陸なのでたくさんの民族が存在しています。

ガーナでは赤い布を纏ったアシャンティ族の恰幅の良さに、かつて王国を築いた古き良きアフリカの誇りを感じました。

ナイジェリアではヨルバ族のゴツゴツした骨格が印象的でした。残念な歴史ですが、植民地時代は奴隷として高く売買されていたそうです。

弱肉強食はあらゆる生命に存在し、強いものだけが生き残る。そんなシーンを数多く目撃しました。

そう、私なんて虚弱もいいところ。アフリカ大陸に足元から栄養素(エナジー)を吸い取られていくような感覚がありました(トホホ)。

実はこのブログを書くきっかけとなったのは、アフリカの今を伝えるあるレポートでした。過激な経済成長を遂げているガーナや以前よりもさらに混沌としているナイジェリアの大都市ラゴス。

ここ数年でナイジェリアの人口はおよそ2億人になり、経済規模も南アフリカを上回ってアフリカで1位となっています。となれば、ごみ問題に端を発し、環境破壊、政治腐敗、そして、テロ。

2013年、文化交流使としてチュニジアへ上陸した時もこんなことがありました。

初めて船でアフリカ大陸へ!イタリアのジェノバから船でチュニジアへ。

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闇に浮かぶアフリカ大陸

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港に着いて、お迎えの大使館員の方からいきなり報告。

「アルジェリアとの国境沿いでチュニジアの警官が5人殺されたので、国は喪に服しています。でも、ここは大丈夫です。現場からかなり離れていますので。」

「・・・・・(今すぐ、この船でヨーロッパに帰りたい)」

このような国の入り方をすると、無意識のうちにキーンと張りつめ、ザワザワと落ち着かない感情が生まれます。

こんなことを書くと、ブログのタイトル「祭り体験・・・」とかけ離れているように思われるでしょう。

実は文化交流使として主にヨーロッパで1年間活動していた時、パフォーマンスの前には必ずお祈りをしていました。

「最高のフィーリングを。そして、これからの旅も無事でありますように。」

カルタゴ・フェスティバル(チュニジア・チュニス)

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心を落ち着かせて集中するための自分なりのお祈りでしたが、そもそも「祭り」の根源的なところには祈りや願いがあり、それぞれの信仰心や土地の風土で発展していったと思います。

自然災害や病気といった脅威から穏やかな日常を取り戻したいという願い。先人はそれを太鼓や舞に乗せて伝えてきました。

エンタテインメント流行りの昨今ですが、アフリカがそのことを再認識させてくれたのでした。

さんさんと降り注ぐ太陽の光と地中海の風。日常は本当に平和(チュニス)

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カルタゴ遺跡(チュニス)

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太鼓も馴染みすぎて同化している(笑)



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