今年も1年、ありがとうございました♡  22世紀に残る音

今年ラストのパフォーマンスは、三宅太鼓「津村明男太鼓道40周年記念公演」でした。

演出も担当させていただきましたが、自分の公演よりも演奏に集中できる環境でしたので、率直に楽しかったです。

そして、鼓童時代にはなかった藤本吉利さんと楽屋一緒(笑)

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京都のレオクラシックス公演もそうでしたが、今回も吉利さんには私の3尺平胴大太鼓をぶっ叩いていただきました。ミスター太鼓打ち!

さて、ここからはマニアックなお話。

ご存知の方も多いと思いますが、私は大太鼓の打面を少し傾けてセットしています。

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Photo: フランス・トゥールースのパイプオルガン・フェスにて

垂直にセットした方がアタックも出て、パンチ力も増します。傾けた場合、バチに一番パワーが乗るポイントを通り過ぎてから、(バチ先が)打面に当たるのでアタックが弱くなる分、響きが強調されます。

ゆえに、長バチが有効的なのです。また、腕に掛かる衝撃が軽減されます。もちろん、吉利さんが叩く時は垂直にセットし直しました。

私はいろいろな楽器と演奏するので、アタックよりも響きを重視。でも、久々に吉利さんの大太鼓を浴びることで「このタッチだよなぁ」。

その場、その場で対応した音を心がけていますが、大太鼓は小さな太鼓と違って、手首の角度を変えたりすると怪我に繋がるため、打面の角度を変えるか変えないかの二者択一になります。

ということで、全くもってマニアックでごめんなさい(笑)

また、今年は太鼓の演奏を見るのが初めてという方の意見を多く聞くことができました。そこで思ったこと。

観る側はストイックな生き方とか、頑張っているといった人間性やドラマに感情移入しがちですが、私が表現者としてステージに立つ限り、あくまでも「その音」によって描かれる物語を魅力的なものにしていきたいと思いました。

50か国以上で演奏してきたミュージシャンはそういないと思いますが、見てきた景色や体験してきたこと。そこで動いた心の部分。それらの体験に匹敵するような音を舞台で表現できたらと思います。

ということで、来年もそんな感じで進んでいくと思います。

では、皆さま。良い年をお迎え下さい。



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