こんにちは劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<今号の『ぴあ』のテレビ覧にある「はみだしYOUとPIA」は石原正一くんの漫画ネタです。ぜひ一読>ミツルギです。
4日目その2に行く前にあらすじ及び変更点を書いておきます。
<あらすじ>
4人の天女が江戸城前の一本杉を担いでくる。そして、デラウエアのルイスに放置。そして、魔法をかけて去っていく。残された杉。そこへこの地にはえている松が因縁をつけてくる。それで漸く事態を飲み込む杉。
そこへ飛び込んでくる2匹の犬。泣きながらやってくるスパーキー(飼い犬)とそれを追いかけてくるいかにもいかついネッド(野良犬)。ネッドがスパーキーをいじめていると感じた杉と松はネッドを殴る蹴るの暴行をくわえる。が、実はスパーキーが泣きながら歩いているのを見て、ほっておけず構っていたところだったのだ。何でもスパーキーは飼い主の態度が我慢できず、家出してきたという。犬としてのプライドを無くし、すねていたスパーキーに杉は
「昔の日本には人の命と犬の命が同じぐらい重要な時代があったんだ。」
と言う。信じないスパーキーとネッドと松。
それなら行ってみようと提案する杉。すると突風と共に4人の天女の一人「白顔の天女」がやってきて杉を操り、彼らをダンスにいざなう。やがて、江戸時代の日本に辿り着くのだった。
江戸時代、それも綱吉の時代。政治改革を次々やっていく綱吉は子供も犬も大好きだった。が、綱吉の正室、信子は息子、徳松を無くし元気を無くしていた。ある日、天女達に操られ、
「犬を奉れ!」
と綱吉に言う。それが元となり『生類憐みの令』を生み出したのだった。
野良犬達は獅子丸を中心にグループを作っていた。彼らとはぐれたスパーキーも仲間に入れてもらう。彼らは人間と仲良くするために、食べ物をくすねたり、噛み付いたりしないようにしていた。が、その中の一匹、シロは我慢できず、子供のおやつをくすねてしまい、殴り殺されようとしていた。
おさよはお父さんが病気で寝たきり、少し年上のおゆうがお手伝いにいって家計を支えている。おさよも役に立とうと思っているのだけど、どうも働くことができず、遊んでばかりいる。あるとき、殴り殺されようとしていたシロを見かね、助けやるのだった。
犬達は『生類憐みの令』で浮かれていた。一方、人間は喰うに困ってるのに犬が食べていける状態に腹を立てていた。シロとおさよが遊ぶことを世間は許さなくなってきたのだ。
綱吉は政治を吉保と藤山にまかせっきりになり、狆(ちん)と遊ぶのに夢中になってしまう。その間にこの2人は『生類憐みの令』を使い、地方の大名や生意気な家臣や商人を失脚させていったのだ。それが徳川幕府のためになると思っていた。
シロはおさよのうちに行ったとき、喰うに困っていることを知る。シロは自分のご飯をおさよのうちに届けるのだった。獅子丸もそれをみつけてもとがめることなく、送り出してやるのだった。しかし、それが他の犬達にばれてしまった。特にシロの弟クロは綱吉に心酔しているため、その行為を綱吉への反逆と捉えてしまい、獅子丸と対立。獅子丸を追い出してしまう。中国の犬トラとスパーキーは獅子丸についていく。獅子丸と別れたクロは自ら犬公方と名乗るようになる。犬と綱吉の悪口を言う奴らに制裁を与えて周っていたのだ。
綱吉は弱者を救うための法律『生類憐みの令』で世の中が平和になっていることと思っている。吉保は自分がしたことが正しいかどうか悩むことになるのだった。そして、綱吉が病んでいることを知る。
ドイツ人であるにも関わらずオランダ人になりすまし、日本にやってきた医師ケンペルが綱吉会いに来る。自国に帰るために挨拶にきたのだ。とてもよく杉に似ている。トンチンカンな会話のあと、言葉が通じないにも関わらず、何か心配事があると悟ったケンペルは自分の思いを江戸城前の一本杉に託して帰るという。それが綱吉に奇跡的に伝わり、一本杉を神木と定めた。
こちらもスパーキー同様に杉と松とはぐれたネッドは上手く綱吉の犬に紛れ込んでいた。どこからかフラフラとやってきた自由なネッドに綱吉は憧れ、
「自由に生きろ。どんなことがあってもじゃ。」
の言葉を送る。意味はわからないが、とりあえず喜ぶネッド。スパーキーに伝えようと探しに行く。
トラは奇跡的に飼い主と再会し、ネッドとスパーキーと松も出会う。一匹だけ残った獅子丸は再びクロのところへ行く決断をする。
綱吉は何かに誘われてどこか知らない場所に辿り着く。そこで待っていたのは死んだはず徳松。そして、綱吉が死んだことを告げる。綱吉と徳松は手に手を取り、あの世へ行く。天女達は綱吉の死を悼むかのように踊り続ける。
綱吉が死に『生類憐みの令』が廃止される。杉は綱吉と犬のために追悼の舞いを踊るのだ。増えすぎた犬達は人間に殺されるようになる。とうとうクロまでも死に追いやられる。
そして、今度はシロにまで刃が向けられる。そこにやってくるおさよ。
「犬を殺しても何も変わらないわ。」
シロをかばって刃の前に立つ。さすがに圧倒され、刃を収めてさっていく。おさよとシロは抱き合って喜ぶ。
それを見ていたスパーキーはついに家に帰りたくなる。杉、松、スパーキー、ネッドは手を握り、目を瞑る。が、何も変わらない。変わったことといえば杉がいなくなり、松が動かなくなっただけ。不思議がるスパーキーとネッド。
そこへやってくるスパーキーの飼い主。どうやら現代のデラウエアのルイスに戻ってきている様子。抱きかかえられながら帰って行った。残されたネッド。心細くなったネッドに綱吉の声が聞こえる。
「自由に生きろ。どんなことがあってもじゃ。」
ネッドは元気を取り戻し、意気揚々と去って行く。
ぴくりとも動かない松が舞台に一本だけ立っている。いつまでもいつまでも。

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