こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<リレーブログの一番上の写真がかっこいいと思ってます>ミツルギです。
映画『チェイサー』を観ました(於・テアトル梅田)。韓国を震撼させたサスペンススリラーです。猟奇殺人を描いています。
猟奇殺人を描いているというからろくでもない映画だろうと思ったら、その通りでした。前にブログで『スラムドッグ$ミリオネア』を書いたときに、監督のダニー・ボイルは
「追いかけっこの楽しさを知っている。」
と書きましたが、この監督のナ・ホンジンは追いかけっこのくそしんどさしか知りません。
だから役者に無茶苦茶走らせます。そして、無茶苦茶いたぶります。ドSだと思います。
この作品の肝は映画の約束事を吹っ飛ばしてしまうことです。絶対にこうなると思ったことを裏切ってしまうのです。よくない意味で。それは映画が終わっても引きずるぐらいです。ほんとショックでした。
追う男役(キム・ユンソク。ちょっと葉加瀬太郎似)の必死さとと犯人役(ハ・ジョンウ)の異常さが凄いです。この人たちしかできなかったと思います。
ほんと痛々しく、救いがないので私の好きなタイプではないです。が、凄い映画だし、観に行ってよかったです。もうドップリつかりました。半端じゃない作りに脱帽です。この監督さんは怒ってます。半端なく怒ってます。どうしょうもない怒りに突き動かされて作ったとしか思えません。レオナルド・ディカプリオがリメイク権を取ったらしいです。監督さんがここまで怒れるかどうかが最大の問題だと思います。たぶん無理やと思いますけど。それぐらい尋常ではない怒りが全編を貫いてます。強い精神の人だけ観てください。自殺したくなる可能性大な映画です。映画界のタミフルです。

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