おおかたの予想通り、首都高速の二輪車二人乗り規制は継続が決定した。
といっても全面規制継続ではなく、部分的に解除されている。
部分的に解除というところが憎らしい。
「二輪車二人乗り法案に、原則的には則りました」
「二輪車ユーザーを配慮しました」
そんなイヤミが見え隠れする。
もっと憎らしいのは、解除された範囲だ。

右にある首都高の地図で、赤色が二人乗り禁止継続区間、緑色が規制解除区間だ。
つまりこの規制は、都心環状線(C1)を二人乗り禁止ということになる。そのため、支線の一部に規制がはみ出す形になっている。
規制撤廃を求める側は、たとえば東名高速から東北道へ向かうときに首都高を使えないのは不便であり危険を伴うという点を重要視し、規制撤廃の理由に掲げていた。
この地図を見ると、その意見を無視しているように見えるが、よくよく見るとそうではない。
それは地図の左部分に黒い点線で描かれた路線で、これは建設中の中央環状線(C2)の新宿線だ。
首都高速道路公団によると、平成18年度完成予定となっており、これが完成すれば二輪車の二人乗りでも首都高を経由してほとんどの各高速道路を行き来できるようになる。
つまり、「あなたたちの意見も尊重しました」といえるカラクリになってるのだ。
たとえ、「遠回りを強いられる」と文句をいったところで、「その点についてはご不便をおかけしてます」といえばすんでしまう。
くぅ〜っ、すげえムカツク!
高速道路の二輪車二人乗り規制が撤廃されるのは、2005年の4月からだ。解禁当日からしばらくの間は、首都高の禁止区域に白バイが待機していて、まるで遡上してくる鮭を捕まえるように二人乗りの二輪車を取り締まることだろう。
こうして、警察のこづかい稼ぎの場が増えたワケだ。
それからもうひとつ。
たとえば、東名高速から東北道に行く場合、現状では渋谷ランプで下車して、向島ランプより首都高に乗れるようになる。こういった走行をした場合、通行料金を2度払わなければならない。
これについては、首都高につながる各高速道路料金所で乗り継ぎ券を発行するなどして、料金の2度払いをしなくてもいいような措置をとってほしい。
ETCを推進したい公団側としては、無人化を阻害する措置をとることに反対するだろうが、どうせ二輪のETCは整備されていないんだから同じことだ。
「700円多く払いたくなければ、向島で乗らずに川口まで行け」というのは乱暴すぎるし、規制継続のために700円も多く払わなければならないのは理不尽だ。
それにしても。
規制撤廃を訴える多くの人たちがいっているように、首都高とそれに代替する一般道を比較したら、一般道のほうが危険なのだ。
日本でもっとも信号と交差点の数が多い東京都心部(調べてないけどたぶんそうだろ)を、信号による停止なしで走れる首都高を走れないデメリットは大きい。
あ〜〜〜〜〜〜ッ、ムカツク!!

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