神様は何故か俺の大事な物を次々と奪っていく。
しかも今回は人生最大の打ちのめされようだ・・・
一週間も混乱状態が続き、眠る事も食べる事もその他の全て何も出来ない酷い状態。
ただ椅子に座り4日も5日も涙を流し続けているだけ。
神様は何の予兆もみせず、俺が15年もの間大事に大事にし、そして俺の事もこれ以上は無いというほど想っていてくれていた俺の何より大切な物を、俺が去り再度連絡するまでのたった1時間の間にもって行きやがった。
俺はどうせ地獄に落ちるだろうが、その前に一瞬でも神さまの野郎に手が届くくらいのところまで近づけるチャンスがあれば絶対にたたではおかない、絶対に。
どうやっても涙が止まらない。
誰か俺の事も殺してくれないものだろうか・・・
検視結果を又聞きで聞けば点状出血が無いという事なんで喘息による窒息ではないらしいから溺れる様な苦しみの中死んでいった訳ではなく、一瞬の内に心臓が止まり、膝、腕、頭と倒れ、そのまま眠るように原因不明の急性心不全で逝ってしまった様だ。
確かに発見時の顔に苦しみの顔は無く、実に穏やかで美しくまるで微笑んでいるような顔であったそうだ。
27日は俺の誕生日、一緒に過ごすはずだった。
来年6月、俺たちは肩を並べてLAに居るはずだった。
もっともっと沢山やろうとしていた計画や夢があった。
二人ともそれに向かってどんなに遅い足でも確実に踏み出していた。
もう俺には二度とこんなに人を愛する事など出来ないだろうし、また、こんなに愛してもらえる事もありえないだろうと思う。
15年の内何度かは別れようとしたり、お互いを忘れようとし、離れた期間もあった。
しかし結局その間でさえお互いの事を愛していると言い合い続けていた。
そう、毎日の様に・・・・
結局、何一つ飽く事無く愛していると毎日そう感じ、そう感じたままを口にしていた。
帰ってこれるなら幽霊だってなんだってかまわない、顔が見たい。
帰ってこれないって言うんなら、俺はどうせ一度地獄には落とされるだろうが、どうやってでもアイツが居る場所まで這い上がりアイツを必ず見つけ出し、もう一度この腕に抱きしめたい。
そして「貴方にギュっとされてる時が最高に安心で幸せ」っていうあのセリフを言わせてあげたい。
そしてもう一つ「大好きで最も尊敬するギタリストである貴方のギターで歌いたい」
これも叶えてあげたい。
だめだ・・・・逢いたい・・・どうしても逢いたいよ・・・

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