何軒か覗いたものの、満員過ぎて物理的に入れなかったり、音楽に文句垂れるメンバーがいたり(「ぼくハウスがいい!」等)で、最終的に行き着いたwall street。入った理由は、ガードマンがフランス人だったから。
ハウスがいいというリクエストをガン無視されて、少々不満げなメンバー二人。でも、所詮は夜中の酔っ払いなので、体内アルコール濃度が上がるとともに音楽が素晴らしくダンサブルに感じられ、最終的にはハウスも70sサタデーナイトフィーバーも関係なかった。
この間、あたしは先日のフレンチの復習も兼ねて、フランス美人達と会話を試みていた。ところが、TPO的に
a)踊り場なので会話が不可能なかんじの大音響
b)体内アルコール濃度、既に70%ぐらい(当社調べ)
c)脳みそ営業時間外(平日9−15、その他都合により随時休業)
などの条件が出揃い、一気に上級フランス語講座へとレベルアップした自分。それでも、「彼は、友達ですが彼氏ではありません。いえ、まだ彼氏ではありませんではなく、彼氏ではありませんだけです。」というスピーチを敢行。もうこんなのを先生が聞いたら、努力賞でAをくれるに違いない。
久々にガン飲み+ガン暴れコンボに挑んだので、久々に意識がぐらぐらだった気がする。飛ぶ寸前だろう。
さんざん暴れた美女と兄ちゃんは、先に撤収。今度は「お前もね!」の罠にはまらないように、先手を切って「夏休み楽しんでね!」と言った。返ってきたのは、「お前もね!」。なるほど、この場合はtoiでいいのか、と今やホルマリン漬け状態の脳に無理やり入れる。
完全にトランスタイムに突入していたようで、5時閉店の他店から流れてきた客がガン暴れしていた。まったり踊りか撤収するか分の体力しか残ってないうちらは、意を決して撤退。
夜遊びエリアで見る晴れやかな朝に、夕暮れ時と同じ寂しさを感じた。
ええ、完全にトリップしてましたよ。こんなになるのに、ウオツカ濃い目何杯かかったんでしょうね。
眠いんだか酔いが覚めてないのかよくわからん意識の向こうで、響き続ける耳鳴り。後頭部にかすかな頭痛。わずかに見え隠れする二日酔いの兆候。
だるだる駅へ向かう。途中、トルコ人がまたもドネルケバブを調達し、それでも足りず、蕎麦屋へ。
絶対今1人前なんて無理と思っていたが、冷やしきつねそばは一気に入っていった。高校の学食でよく食べてた味だった。
とりあえずお腹が満たされ、ちょっと意識も回復。駅に入り、メンと逆方面の電車で帰宅。
かすかな頭痛は、だんだん確定的なものになりだした。
そんな中、例の母校の小学生を見かけるなどして、ノスタルジーに一瞬浸るが、確かに頭は痛い。
7時。家に帰ると、案の定真っ暗。「休日は5時に起きて、ラジオ英会話講座を聞くんだ」とのたもうた親父のアリバイ、崩壊。
12時半ぐらいにもう昼だと起こされる。頭痛はもう無視できないほどに深刻化していて、気分が悪く、でも吐けるほどでもなく、とにかく水ーと思った。下に降りていくと、そこには、
ナムル丼。
うわぁ〜要らねぇ〜わぁナムル丼だー。でもあんまお腹すかないからちょっと減らすね。
いい娘。こうして、ひどい二日酔いは隠ぺいされた。実際、胃も後頭部も限界で、もう何しても無理ってかんじ。
そんな中、祖母宅で引越しがあるので手伝いに行くという行事に巻き込まれる。祖母宅=車で小1時間。
いやぁーないでしょー。考えるのもつらいわー。
ほんと、いつでもリバース可能状態。本当だったら夜は踊りの練習に行こうと思ってたけど、そして友人Cからお誘いもあったけど、リバーシブル指数90超えのあたしが行っては確実にご迷惑がかかると判断し、断念。
とりあえず、冷蔵庫から練り梅干を瓶ごと持ち出し、ひたすらなめた。そしたらちょっとは楽になり、車中も着いてからも胃袋逆上事件は起こらなかった。
引越しの手伝いといっても力仕事は引越し屋さんがやってくれるので、あたしは涼しい室内で食器の整理に回されて、ここでもなんとか胃袋の安静は保たれた。そしてそれも終わったので、それ以上の指示を待たずにソファで爆睡。
夕飯時に起こされた時には、奇跡的に回復していた。頭痛もどこへやら。
あーよかった。しばらく大酒は飲むまい。あたしは梅干を崇拝する。

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