2006/12/13
「もの言わで」
もの言わで、鳴かぬ蛍を笑うてか
真に心も闇の夜の、草に宿借る露の身を
散らす嵐の恋知らず。
「紅葉の橋」
紅葉の橋の袂から、袖を垣根の言伝に
ちょっと耳をばカササギの、霜もいつしか白々と
積もるほどなお深くなる、雪をめぐらす舞の手や
ヨイヨイヨイヨイヨイヤサ。
「桃太郎」
昔々
お爺さんとお婆さんがあったとさ、アーキタコリャ
お爺さんは山へ芝刈りに
お婆さんは川へ洗濯に、アーキタコリャ
大きな桃が流れ来る
その桃たらいへ打ち込んで、アーキタコリャ
お婆さんは我が家へ戻らるる
桃の中からご誕生、アーキタコリャ
ちょちちょちあわわあわわ
かいぐりかいぐりとっとの目、アーキタコリャ
これもしこれもし桃太郎さん
あなたのお腰は何であろ、アーキタコリャ
日本一の黍団子
一つ下さいお供する、アーキタコリャ
犬と雉とを供に連れ
行列揃えて帆を立てる、アレワイサノサ
アーコリャコリャ、コレワイサノサ
殿さんお馬で
おいらは後の草履取り、アーコリャコリャ
さしずめ奴はお槍持ち、アーキタコリャ
轡の音がリンガラリン、リンガラリン
難なく島へ漕ぎ渡る
宝の数々奪い取りアーキタコリャ
我が日の本へ戻らるる
治まる御代こそめでたけれ。
投稿者: minminmin
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